
目白駅から徒歩1分の好立地にたたずむ「若林歯科医院」は、自由診療を中心とした医院として1995年に開業した。「親身になること」を大切にし、一人ひとりに時間をかけて最大限の技術を提供しているからこそ、1日に診る患者数は7人程度。
やさしい笑顔と気さくな雰囲気が魅力的な若林院長が得意とする治療は、歯科恐怖症の方も一度受ければファンになると評判の「無痛治療」。歯科医院に対するネガティブなイメージを払拭したいという思いから無痛治療を追求し、歯科治療は「痛くないし心地がよい」「行って良かった」というポジティブなイメージに変えたいと言う。
「患者さんが幸せになることは何でもやりたい」という真っ直ぐな思いを胸に、患者さんを第一に考えた治療を続ける先生に、かかりつけ医を選ぶポイントや保険診療にはない自由診療のメリット、趣味のことなどたくさんのお話を伺った。
若林 潤院長インタビュー医院の特徴、他医院と異なるポイントはどういうところでしょうか?
自由診療中心の医院ですから、一人ひとりにしっかり時間をとって診療をするところです。保険診療メインの医院は1人あたり30分程度の治療ですが、当院ではすべての治療で1~1.5時間程度はいただきます。ゆっくりと状況やご要望を聞きながら進めていけることが大きな特徴だと思います。
1日に診られる患者さんは多くて7人くらい。一人ひとりにじっくり時間をかけて、ていねいに治療しています。そのためか、開業当初からずっと通ってくださる患者さんも多くいらっしゃいます。引っ越して遠くに行かれても電車を乗り継いで通院してくれる方もいらっしゃいますので、とてもうれしいですね。
医院のポリシーを教えてください
「スタッフ一丸となって患者さんを盛り上げる」です。これは開業以来変わっていません。ほとんどの方は歯科に対して「怖い」「行きたくない」というイメージがあります。そのようなイメージを払拭し「痛くないし心地がよい」「行って良かった」と思ってほしい、と考えたことがきっかけです。気持ちを楽にしてもらい、痛みもなく治療や検診を受けていただいて、スタッフみんなが笑顔で送り出す。そして「また行きたいな」と思っていただけたら、それだけで私は満足です。
一番は患者さんですから、ミーティングでは「患者さん中心で考えようね」と常々話をしています。新しく入ってきたスタッフに「誰が中心?」と聞くと「先生中心です!」と言う人もいますが、そのときは「違うだろ~!」って(笑)。
得意としている治療をお聞かせください
全般で考えると無痛治療です。私が打つ麻酔はほとんどの方が「痛くない」と感動してくれます。「麻酔が嫌だ」とおっしゃる方が多いので、痛みなく麻酔をかけることは大切ですね。
もちろん歯科恐怖症の方も多く来られます。その方たちにもまず痛みなく麻酔をかけ、ていねいなタッチでやさしく治療をすることで、安心して治療を受けていただけます。皆さん初回は緊張した様子ですが、何回か治療を進めていくうちに、安心していびきをかいて眠ってしまう方も多くいらっしゃるほどですから。(笑)スタッフもやさしくていねいに接しますので、ありがたいことに歯科恐怖症で来院された方のほとんどが当院のファンになってくれています。
そのほか審美治療も得意としており、メタルフリーのオールセラミックスの治療がメインです。オールセラミックスはアレルギーの心配がなく、口を開いたときに全く金属が見えないようにできますので、希望される方が多いですね。以前は女性からの希望が多かったのですが、最近は男性でも歯を白くしたいとおっしゃる方が増えています。
3Mix-MP法®、ドックベストセメント療法といった先進の治療をされていますね
3Mix-MP法®とドックベストセメント療法は、神経を取らなくてはならないほどの深い虫歯でも、神経を取らずに治す治療法です。
深い虫歯の治療では一般的に、虫歯の部分を全て取り除きますが、3Mix-MP法®では深い虫歯の場合でも神経に近い部位の虫歯をあえて残し、そこに3Mix-MP法®の抗生剤を塗布して虫歯菌を除菌します。虫歯菌を除菌した後に、被せ物や詰め物をいたしますので、高い確率で神経を残すことが可能になります。
抗生剤のアレルギーがある方や妊婦さんにはドックベストセメントを使用します。ドックベストセメントの成分は天然の鉄と銅なのでアレルギーが少なく、ほんどの方に対応できます。歯の神経を取ると歯の寿命が半分以下となってしまうため、なるべく神経は取りたくないのです。

他院で神経を取らなくてはいけないと言われた方も、100%ではありませんが、高い確率で神経を残せることが多いです。この治療は技術的にとても難しく、1本の歯に1時間くらいかかる細かい作業。そのため、積極的に取り組む歯科医院は少ないですね。
皆さん自由診療を求めて来院されるのですか?
ほとんどの方が「保険診療で十分」と思っており、はじめから自由診療を希望される方は滅多にいません。一度削ってしまった歯は絶対に元に戻りませんし、自分の大事な歯をないがしろにしてほしくありません。そのため、まずはカウンセリングで歯の大切さについてしっかりとお話しします。
そうすることによって、たとえば「手元に10万円あるから、旅行をしたりブランドのバッグを買ったりしたい」などとおっしゃる方も歯に対する価値観が変わり、その10万円は不思議と歯の治療に回ってきます。強制ではなく、その方の歯のプライオリティを上げるお手伝いをすることも私の役目だと思っています。
確かに歯の大切さがわかると価値観が変わってくる気がします
いきなり値段の高い治療をやりますと言っても、その価値がわからなければ受け入れてもらえません。例えば、皆さんが持っているイヤホンでも同じこと。イヤホンを探しに家電量販店に行ったとします。2,000円程度の一般的なイヤホンと何万円もする高級なイヤホンがあり、「これが一番オススメです」といきなり高級なイヤホンを勧められても「高いし、一般的なものでいいや」と感じると思います。でもこのイヤホンがなぜ高級なのかを理解できたら「買ってみようかな」と思い始めるのと同じです。
このように、物事の大切な部分をしっかりお伝えして理解していただいた上で判断していただきたいと思っています。しっかりお話しすることで歯の大切さを理解し、自分の歯を大切にする気持ちを持っていただければうれしいです。
治療において「しっかり話す」ことを大切にしていらっしゃるんですね
カウンセリングを行わなければ始まらないと思っています。患者さんはたくさんの悩みを抱えているにも関わらず、それを話せるところが本当に少ないと思うんです。
「先生は忙しそうだし、話すタイミングもないから今日はいいや」と不安や疑問を残して帰ることがあると思います。ですから、2人でしっかりとお話ができる環境を設けて「患者さん中心」で進めることが大切だと思います。
診療スペースではアシスタントがいてどうしても気にしてしまう方が多いため、個室のカウンセリングルームでお茶を飲みながら1対1でお話しし、しっかりと悩みを聞くことを大切にしています。
どのような悩みが多いですか?
「どこの歯科にいっても満足できない」「なぜ1回10~15分で終わって、また次回来て、となるのか」という悩みが多いですね。当院は患者さんのためなら何時間でも時間を確保しますので、一気に治療を進めたい患者さんには「何時間でも取りますよ」と提案しています。
悩みや要望をしっかり聞くことが何より大事。「一度にたくさんの治療をしてほしい」というご要望には「集中治療」という方法もあります。
実際に午前4時間、お昼休憩1時間、午後4時間の8時間集中治療を行っている患者さんもいます。1時間の治療が1日で8コマ進むため、1~2年かかる治療が半年で終わり、「もう治療が終ったの?」と皆さん驚かれます。
ほかにも自由診療のメリットはありますか?
制限がないところです。保険では使えるもの・使えないものが決まっていて制限が多く「本当はこれを使いたいけれど使えない」ということがよくあります。自由診療はそのような制限が一切ないため、材料を惜しみなく使えることが大きなメリットです。
ただ、歯科医師はセラミックや金属を売る材料屋ではありません。治療をするとき「1本いくらです」とは言わず、「あなたのこの状態からしっかり機能するまで仕上げるのに技術料がいくら、その技術料の中にセラミックの代金や技工代も含まれています」という言い方をします。材料は一部であって、9割は技術。だからこれが本来の正しい伝え方なのではないでしょうか。
その人に合った治療を行い、その人に合ったセラミックを作る。それがその人のお口の中に入って初めて価値が出ます。セラミックの歯が大事なのではなく、その過程が大事なのです。自由診療は、毎回しっかりと時間をかけて最大限の技術を提供することだと解釈していますから、一人ひとりに合った歯を入れることは技術力がなければ難しいと思います。
自由診療は裕福な方が受ける特別な治療というイメージがあります
皆さん「高い」と思われますが、当院に来ている患者さんが金銭的余裕のある方ばかりとは限りません。中には裕福な方もいますが、大半はOLやサラリーマン。しっかりお話をして治療の価値を理解していただくことによって、「このくらいだったらできるかな」という範囲で治療に進みます。
たとえば「30万円は一括で払えないが、半年かければ払える」という方はいますので、その場合は「それに合わせて治療しましょう」というお話をします。最近では、20年程前の当院の患者さんが、「あの頃はお金がなくて治療できないところがあったけど、今はある程度余裕ができたからまた治療を始めたい」とおっしゃっていました。
一気にできる方は一気に治療するのもよし、1年から1年半かけてゆっくり治療するのもよし。その方のお財布事情に応じていくらでも相談できますのでご安心ください。「いきなり100万円って言われたらどうしよう」などとビクビクされている方もいますが、いきなりそんなことは言いませんよ。
休日の過ごし方や趣味、ハマっていることはありますか?
私自身、趣味がたくさんあります。
仕事後や休日は温泉やサウナに行ってリフレッシュしたり、飼っている二匹の猫と遊んだり、好きな音楽を聞いたり、好きなアーティストのライブに行ったり、ロードバイクは年に何回か仲間とヒルクライムのレースに参加したり、晴れた日の早朝などはドライブに出掛けたり、安いチケットをまとめ買いして暇があれば一日中映画館にこもって好きな映画を観ることもあります。言っていたらキリがありませんね。(笑)
先生の目から見た「かかりつけ医を見つけるポイント」は何でしょうか?
これは本当に大事ですね。ホームページをしっかり作り込んでいるところは、治療に対する意識が高いのではないかと思います。ホームページを見る際のポイントは「症例」「ポリシー」「得意な分野」で、これらをしっかり書いているかが判断基準でしょうか。
あとは、しっかり時間をとって話を聞いてくれるところ、記録に残すという意味で口の中の写真を頻繁に撮るところ、最低でもライト付きルーペを使っているところですね。ルーペのライト付きはとても大事で、大きなアドバンテージとなります。ルーペを使うと治療箇所が明るく大きく見えるため、削りすぎや削り残しの問題もなく、安心して治療ができます。ただし、中にはまったく拡大できない質の悪いルーペをパフォーマンスの一環で装着している医院もあります。このあたりは患者さん自身も勉強しておかないと惑わされてしまいます。
どんな治療でも10分で終わるものはありません。きちんと行うと1時間くらいかかりますから、しっかりと時間をかけ、自分の家族のように扱ってくれるところは信頼できるでしょう。予約時に「初診にどのくらい時間をとってくれますか?」と聞くとよいかもしれませんね。そのほか、個室があるところはきちんとしていると思います。チェアが並んでいるところは、ハイ次!ハイ次!と流れ作業をしているところが多いですから。
自分で判断するのは難しそうですが、紹介が一番安心なのでしょうか?
そんなこともありません。友達に紹介されて来院してみたけれど私には合わない、ということももちろんあります。それは人によって「何をもってよしとするか」が異なるからです。
待ち時間がなく、早く治療をしてくれるところ?保険で安く治療してくれるところ?など、さまざまな理由があるはずです。しかしそれが必ずしも自分にとってよいとは限りません。自分がどういう歯科医院に行きたいかを明確にした上で選ばないと、かかりつけ医を見つけることは難しいと思います。
20年以上信頼を獲得し続けてきた秘訣は何でしょう?
「親身になること」これしかありません。相談を受け、それに対する答えをきちんと出す。当たり前のことですが、当たり前のことをしっかり行うことが大事なのです。
医者はどうしても「こうしなければならない」と上から目線になってしまいがちですが、私は患者さんと同じ目線でお話ししますので、相談がしやすいのかな。言ってバカにされたらどうしよう、と思われてしまったらそれまでです。色々なプランを提示し、お互い話しながら決めることが大切です。
来て後悔したら仕方ありません。来てよかった、また来たいと言っていただくには「親身になる」しか方法はないでしょう。
目指す方向性を教えてください
一番大事なのは患者さん。だから「患者さんを幸せにすること」それしかありません。患者さんが幸せになることは何でもやりたい。逆に患者さんのためにならないことはやりたくない。この意味を言葉にするのはとても難しいんです。
たとえば「今後はこういう治療を新たに始めたい」という心持ちだけなら、お金を払って勉強会に行き、必要な機器を揃えればいつでもできます。しかしそうではなく、私は、患者さんが「また行きたいな」と思ってくれる医療を提供したいのです。
当院では患者さんを「クライアント」と呼びます。ほかの歯科医院で保険診療を受けられるのに、そこへ行かずに自由診療を受けに来てくださる患者さんを大切にしなければバチがあたると思っています。
歯科医師歴が長くなると、よく「診てあげる」と表現される先生もいますが、私は開業以来ずっと「診させていただいている」という気持ちで診療にあたっています。たくさんの患者さんに支えられ、お陰様で開業20年以上経過しました。これから先、さらに症例数が増え、治療の幅が広がったとしても、決して初心を忘れずに、選んでいただいた感謝の気持ちで診させていただき、今もこれからもずっと全力投球でベストを尽くしていきたいです。
院長プロフィール
<経歴>
暁星小・中・高等学校卒業
日本大学歯学部卒業
平成7年 若林歯科医院開設
平成19年 医療法人社団潤優会設立
<所属団体・資格>
日本歯周病学会 会員
日本歯科審美学会 会員
日本臨床歯周病学会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
CDRG.友の会(3Mix-MP法)会員
アストラテックインプラント資格認定
プロフィール
血液型 :B型
好きなもの:温泉・サウナ・猫
苦手なもの:酒(弱い)・タバコ
趣味 :自転車(ロードバイク)・音楽&映画鑑賞
若林歯科医院 基本情報
| 住所 | 〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-4 若林ビル1F |
|---|---|
| 電話番号 | 03-3953-8011 |
| アクセス | JR山手線「目白駅」 徒歩1分 |
| 診療科目 | 歯科・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科 |
| 診療時間 |
月・火・水・金 10:00~19:00 土 10:00~17:00 ※お昼休みの時間を決めておりません。患者様のご都合を優先しております。 |
| 休診日 | 木・日・祝日 |
| ホームページ | http://www.junwdc.jp/ |
患者さんの声(口コミ・評判):5件評価:★★★★★(5段階中5)/30代/女性
素人にもわかりやすく丁寧に説明していただけるので信用できる。駅から近いので便利。
評価:★★★★☆(5段階中4)/50代/男性
診察がていねいであり、疑問点に対しても時間をかけて説明していただけるので安心できます。
評価:★★★★★(5段階中5)/40代/女性
定期健診の度に、おハガキでご案内頂きありがたく思っております。
数ある歯医者さんの中で、これほどおもてなし感のある歯医者さんは若林歯科医院だけだと思います。
これからも通わせて頂きたいので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
評価:★★★★★(5段階中5)/40代/女性
治療方法の説明をきちんとしてくださり、とても丁寧で信頼できる先生です。遠方から通院しているので、私の予定に合わせて診療時間を長くしてくれたりと調整してくれるところがありがたいです。
評価:★★★★☆(5段階中4)/40代/男性
院長先生をはじめ、みなさんとても親切なので安心して治療を受けられます。














心臓外科を選んだのは大学の5年生のときでした。病院実習では循環器内科にいました。それも、当時はカテーテルを使った術式の黎明期。新たな術式で患者さんが救命されていくのと同時に、再び発作を起こして命を落としてしまう、という現場を見ました。そのときに「内科でできることには限界がある」と感じたんです。
この言葉にすべてが詰まっていると思っています。手術で結果が出せず、医療事故でも起こせば、社会的に制裁を受けて淘汰されます。反対に成果を出せば、患者さんやその家族、そして社会的にも評価され、その対価が得られる。よい結果を出すためには、先輩の技術を盗んだりたくさん学んだりする必要がありますよね。そのためにも「自分は外科医だ」というマインドが大事です。「最近執刀していない。自分は外科医なのか?」というような気持ちを抱かぬよう、執刀して腕を磨くことも大切です。
そうですね。でも、練習すれば誰でもできるようになると思っています。手術は作業と操作の2つに分けられると思っていて、糸結びなどは作業にあたります。この作業にかかる時間は短ければ短いほど患者さんの体の負担も減るため、最短時間で終わらせるようにしています。その分の時間を操作に使いたいのです。術中に、教科書にあるような場面をもっと展開して考えたり、体(器官)のはたらきを守りながら自分のイメージどおりに手術を進めたりするということです。
基本的にはいつも考えています。「これをこうしたらいいんじゃないか」「これはここに使ったらどうだろう」など、常に考えているからこそ、そういった場面に出会ったときにクリエイティブなことができるのかもしれません。
介護などの「治療をしない医療」においては専門家でないため言及はできませんが、私がいるのは治療をして人を元気にする医療現場です。現場ができる工夫をしていくことと、政府の医療改革が必要ですが、先進的で高額な医療をそのまま取り入れてしまっては、保険医療費が破綻することは簡単に想像できますよね。

そうですね。まず医師は、国家試験合格後、学会に入っていなくても専門医でなくても、どんな科目を行ってもよいことになっています。要するに、どの診療科目もできて当然ということです。
それに対して日本は、誰でも大学病院へ行って診察を受けることが可能です。日本の医師には招応義務があるため、本来であれば夜中のどんな時間にくる患者さんも見なければならないことになっています。いわゆる"コンビニ医療"になりすぎているところがあり、海外と日本では極端です。
TPPが進んで問題となってくるのは、薬の特許と混合診療の問題だと思います。
日本は本当に理想的な医療制度が整っていると思います。しかし、熱が出たという患者さんが「昨日ゴルフに行って疲れたから、今日の診療のついでに湿布もください」といっても対応しなければいけないこともあり、医療費の使い方を間違っていると感じます。こういったことが続くと、仕組み自体を変えざるを得ないかもしれません。救急車を有料にするとか、保険適用外の薬を増やすとか。


そうですね。とにかく無駄な時間を過ごすことはしたくないと思っています。


訪問診療だとお年寄りが中心ですから、なるべく患者さんと同じ目線で話すようにしています。それに「患者さんに対して怒らない」と決めています。患者さんに対し、怒ることで話を進めるのではなく、理解し合えるまで話し合いたいと思っています。
医者となり、何科に進むのか進路を決める際「大変なところにいきたい」「患者さんの側に寄り添っていたい」と思っていました。そういった理由で外科に進み、そこで、患者さんが術後回復するまでや、残念ながら亡くなられた方をたくさん目にしました。
私が外科に進んだのは、病気は手術をすれば治るものだと思っていたからなのです。しかし実際は、手術をしても2~3年経つと再発して、病院に戻ってきてしまうことが多々あるのです。
ずっと通院していたのですが、体の衰えもあり、とうとう通院できなくなってきました。「じゃあ今度は私が診に行くよ」ということで訪問診療になり、最終的には自宅で看取ってあげることができました。「先生の顔を見るだけで元気が出ます」と言ってくれたのが印象的でした。

やはり、患者さんが元気になって帰っていったときですね。昔、胃がんの手術をした患者さんがいました。がんがリンパ節にも転移して状況はかなり悪かったのですが、私がその患者さんを執刀して回復し、退院していきました。



患者さんのお話をきちんと聞き「心配な部分は経過をみるから安心していいよ」というスタンスで診療しています。
はい。ただ、1人で来院する患者さんより、家族同伴で来院される患者さんの方が深刻な症状だと思います。たとえば、1人で来院して「物忘れがする」と言う方と、家族が同伴して「物忘れをする」という患者さんでは、症状の重さがまったく異なります。
脳外科医として手術をしていた頃は「脳外科医としての苦労」しかありませんでした。若い頃は下っ端として手術や診療の助手しかできませんでした。チーフの立場になると「後輩を育てなければならない」と同時に「自分も伸びなければならない」ため、責任が大きく、つらいこともたくさんありました。

「一人ひとりに合った治療をする」こと。予防や治療には、統計学的に「この薬をこの量だけ飲めば、こういう結果を得られる」というエビデンスが示されています。



痛みに対処する方法は、西洋医学的な手法から、東洋医学的な漢方や鍼灸、また代替療法としての指圧・整体・カイロプラクティックなどと様々な治療方法があります。我々ペインクリニック外来で行うのは、「神経ブロック」を主体とした様々な治療を行いますが、作用機序の異なる種々の薬を使った薬物療法なども行います。


病気には、しこりや潰瘍ができるといったように「体の組織に器質的異常をきたす病気」と「体の機能的な働きに異常をきたす病気」の2種類があります。体の機能的な面は自律神経系がバランスをとっています。アトピー性疾患は、ある段階になると自律神経のバランスが崩れていることが多く認められ、ペインクリニックを受診されることがあります。
患者さんの痛みが、治療によって軽減し「楽になりました」と言って帰られるときです。あとは、患者さんが「あのときはありがとうございました」と顔を見せに来てくれたときでしょうか。普通は、元気になったらその病院に行くことはないですよね?それでも時折、手紙をくださる患者さんやお礼を言いにわざわざ来てくれる方がいます。


当時は「歯内療法学会」というものもなく、大谷満先生が立ち上げた大谷歯内療法研究会の初期のメンバーとして加わり、研究を続けていました。今ではその研究会も「日本歯内療法学会」となり、会員も2,000人以上。歯内療法という考え方も浸透してきたように感じます。
これでも一応、米国歯内療法学会の正会員なんです。何度かアメリカに足を運んで勉強しています。あとは日曜など、講習会や勉強会によく行っています。ただ私も歳なので、1週間のちょうど真ん中の水曜日に休みをとっています(笑)。
今は1日に14~15人くらいです。残念ながら手いっぱいで「ネットを見て」とか突然いらっしゃる新しい患者さんはお断りしているんです。患者さんからの紹介や、ほかのドクターからの紹介で来る患者さんを診ている形です。

確かにそれは難しいところですね。目安の1つは、学会に所属していること。所属していれば、その学会内でドクター同士の紹介や協力を仰ぐことはある程度可能なはずです。
<経歴>
まず多汗症の特徴として、季節に関わらず冬でも症状がみられること。緊張や精神性刺激に左右されるもので、単に発汗量が多いだけではありません。発汗するときとしないときの差が大きいのです。
1998年に2mmの切開1か所で手術が可能となった(右写真)のをきっかけに、多汗症治療の患者さんが増えてきました。当初、私は肺がんの手術も受け持っていましたが、最終的には肺がん治療の患者数を追い抜き、初期の頃の10倍くらいの患者数となりました。
はい。手術する部位や処置の場所を変えることで、数値に若干の変化が現れます。しかし現代医学では、代償性発汗の発症数はゼロにはならないと思います。というのも、患者さんによって神経回路は異なりますし、代償性発汗の発症する要因がはっきりと解明されていないからです。
しかしここで私まで治療をやめてしまったら、代償性発汗や多汗症に悩む患者さんの願い・期待を断ち切ることとなってしまいます。代償性発汗は悪性疾患ではないため、亡くなることはありません。だからこそ、しっかりと完治するまで向き合い、多汗症治療を投げ出したくないと思っています。
神経回路は若干異なるためすべての患者さんに100%当てはまるものではありませんが、症例を積み重ねることでだんだんと体全体の回路図もわかってきました。体発汗に関係する交感神経は、200平方センチメートル程度の皮膚の面積をモザイク状に支配しているのではないかというところまで突き詰めてきました。
たくさんの患者さんに協力していただいたからこそ、ここまで解明できてきました。昔は本当に「節度ある医者は、この治療はやめるものだ」と言われていましたよ(笑)。でも「先生、やめないでくれ」って患者さんからも言われましたし...。




医院の上が住まいということもあり、時間外でも診ることですね。以前に比べると時間外に来る患者さんは減りましたが、まだいらっしゃいます。それも、手を切っちゃったとか腕の骨を折っちゃったとか、本当に急を要する方がいらっしゃいます。
ジェネリックとオリジナルは成分が一緒というだけで、薬を固めるための基材などはまったく違います。そのため、体に入ってからどこで溶け出すのか、溶けきるのはどれくらいかなど、体の中に吸収される時間が異なります。酷いものになると、溶けずに便の中にそのまま出てくるジェネリックもあるんです。
以前はゴルフをしていましたが、今は暇がなくて行けません。最近は、たまにプロ野球の試合を観に行きます。私は広島カープのファンで、今年は神宮へ3回、東京ドームへ1回行きました。カープの応援は皆で歌を歌って一体感があるのがとてもいいですね(笑)。
勉強会には結構行きます。中でも、やはり循環器の勉強会に行くことが多いです。今や医療の進歩が早いため、講習会や勉強会に1か月行かないと「何を言っているの?」となってしまいます。新しい検査が出たはいいものの、休みの日にしかできない検査や、病院を紹介しなければならない検査もあります。


スーパーバイザーは「がんの浸潤・転移」研究室長であり上部組織の病理部の部長でもありました。最初の7ヶ月はゲスト・ワーカー(Guest Worker:無給)でしたが、研究に没頭し徹夜仕事もし、各国から来ている研究者や職員とのコミュニケーションに努めました。その後ビジティング・フェロー(Visiting Fellow:有給)として2年2ヶ月間勤めました。当時日本とインドからの研究者が多く、その真面目な研究態度と成果が評価されていたと思います。
クリニックで外来診療中に、急変する可能性のある患者さんが受診することがあります。胸痛(狭心症・心筋梗塞など)、頭痛・めまい(脳梗塞・くも膜下出血など)その他で、すぐに診断し、専門外来・救急外来へ救急搬送します。
専門外来へ紹介した患者さんが、検査・治療を済ませ外来に来られ、元気な顔を拝見するときはうれしいです。町を歩いていても、町内の方々と「笑顔で挨拶する」、「一言二言声をかける」ということが日々の喜びでもあります。




私の専門は泌尿器科です。ただ、父の代から内科・皮膚科・泌尿器科の3つを標榜して診療しており、その分野も診ることができるようしっかり勉強をしています。診療科目が複数ですから、いろいろな患者さんがいらっしゃいます。この辺りはオフィスビルがたくさんあり、比較的若い男性の患者さんが多いです。すぐ目の前に慶応の大学病院があるため、入院患者の付き添いをしていた家族の方が風邪を引いて当院に来ることもあります。
患者さんの訴えを詳しく聞くことを大切にしています。「いつから」なのか「どんな痛み」なのかなど、事細かに聞き出すことが大事だと思っています。聞き出さなければ、現状を把握して的確な対処ができないためです。




本心としては、医学部で6年間全身の勉強をしてきたのに「眼だけの専門の診療科」というのには少し抵抗がありました。今までに学んだ「全身に関する知識を活かしたい」という気持ちがあったのです。
夜寝るときにハードのコンタクトレンズ(オルソケーレンズ)を入れて角膜の形を矯正(平らに)し、朝起きて外すと矯正された角膜の形が維持されている間は視力が回復するという治療法です。
アイディア自体は1960年代からありました。ここ10年くらいで改良が進み、第三世代のオルソケーレンズのデザインを改良するなど段々とよくなり、今では少しずつですが普及しています。また、子どもの近視の進行をやや遅くさせるということが、かなり確実な医学的データとして最近出てきました。米国や日本国内での臨床試験も終了し、厚生労働省も治療の有効性を承認しています。
中等度の近視までは治せますが、強度の近視は治せません。機器を用いて涙の量などを計測し、適応可能かどうかを検査します。
基本的に私は、自分の目の前に現れた人がハッピーになることだけを考えていれば良いと思っています。そのために自分の経験・能力・知識を総動員し、目の前の人がどうすれば悩ましい症状から解放されるかを考え、行動します。数ある職種の中でも「これだけを考えていればよい」というのは、ものすごく恵まれていると思います。
今やネットの時代となり、医学の情報が歪んだままあふれているため、正しい情報が伝わっていないような気がします。だからこそ、健康に関する情報や医学的な情報は、信頼できる専門家に相談することが大事です。サプリメントにしても「友達がこれを飲んだら、眼がスッキリして調子がよいみたいなの~」と、友達の情報で動いてしまっている人がとても多いです。
1991年 順天堂大学医学部卒業


もちろん、かなり勇気が必要でした。もともと性同一性障害を専門にしたいという気持ちはあったのですが、勤務医では組織の中ということもあり、不自由さを感じていました。以前勤めていた病院では、5年ほど性同一性障害の患者さんに接し、やっと週に1回の専門外来をさせてもらえたんです。しかし週に1回ですと、診る患者さんの数にも限りがありますし、ホルモン注射などの保険外治療は行うことができませんでした。
治療を受けるまでの、ずっと思い悩んできた期間もその患者さん自身。それを否定することは、精神衛生上も好ましくありません。「過去の自分も受け入れながら、未来の新たな生き方を創る」と言ってもよいかもしれません。
その考えが少しでも広まればと思って、学会活動もしています。GID(性同一性障害)学会の第18回大会(2016年3月19~20日)の大会長は私が務めました。この学会の特徴としては、会員のほとんどの方が性同一性障害の悩みを抱えた当事者。そのためドクターだけでなく、法律関係者や教育関係の方などさまざまな方が参加されました。
もちろん不安症やうつ病、統合失調症など、地域の患者さんもたくさんいらっしゃいます。そういった治療も20年以上行ってきました。留学しているときは精神薬理学を研究していたので、薬物療法に関しても専門分野です。
聞く姿勢を大切にしています。アクティブな受容と言うのでしょうか。すべての患者さんと長時間お話できるわけではありません。その中で、心を開いてくれるためにはどうすればよいのかなど、私の過去の経験からいろいろと工夫をしているつもりです。
やはり、患者さんから感謝されることですね。以前、大学病院にいたときに、週に1日、精神科の専門病院へ派遣されて勤務した時期がありました。そこは統合失調症の患者さんなどが多く、長年入院されている方もたくさんいました。中には、10代から入院して、既に30代の方も。長年治療をしても社会復帰が叶わない患者さんを診ていることに、私はとてつもない無力感に苛まれていました。そんなとき、ある30代の女性の患者さんが私にこう言いました。



いわゆる「うつ状態」を主訴に来院される方が多いです。他には「パニック障害」「強迫性障害」「社会不安障害」「統合失調症」「注意欠陥障害」「不眠症」等、様々な方がいらっしゃいます。男女比は同じくらいで20~50代の方が多いです。
できる限り患者さんの希望に沿った治療をするようにしています。たとえば、私が「こういった治療方針でいこう」と思って患者さんに提案しても、一方的な提案では受け入れられないことがあります。




当院ではすべての治療に顕微鏡を用いています。理由の1つは、肉眼やルーペでは光が届かず治療が難しい場所も治療ができること。次に、高倍率で患部を見ることができるため、歯の削りすぎや虫歯の取り残しなどを防ぐことができます。
はい。顕微鏡治療は歯をミラーに映して行うことが多く、訓練が必要です。もちろん、私も初めから使いこなせたわけではありません。毎日のように顕微鏡に触れて訓練しましたが、それでも使いこなすまでに1年くらいはかかりました。顕微鏡治療には高度なテクニックが必要と言われますが「訓練すれば誰でも使えるようになるはず」だと思っています。
そうですね。1人あたり最低1時間半はとっています。顕微鏡を使用した治療では、細部にまでこだわって治療を行います。たとえば、ピッタリと合致する被せ物を作るための歯型を採るにも一工夫します。
顕微鏡の導入にはそれなりの費用がかかりますし、技術の習得も必要です。先ほども述べたとおり、しっかりと顕微鏡治療を行おうとすると、1つの治療に非常に時間がかかります。
当院に渋谷区からいらしている患者さんはほとんどいません。つい最近計算をしてみたら、渋谷区の人口20万人に対して、当院に来ているのは4人。つまり、約5万人に1人の割合でしか来院していないんです。
ほかに、20代前半の患者さんが紹介で来院されました。その方のお口の中は決してよいとは言えない状態でした。初回の検査を終え、映像でお口の中を確認しながら説明し、概算書を作成しました。当然治療箇所が多いため、結構な金額に。当院は自由診療のため、保険診療に比べて値段は高額です。


1999年から毛髪再生医療の研究を始めました。これは、試験管の中で毛包関連細胞を培養し再構築し、それを移植するといういわゆる『夢の治療』です。当時は広島大学との共同研究としてスタートしましたが、現在では北里大学、理化学研究所、当院での共同研究となっています。
症例数というより、患者さんのデータをまとめた豊富なデータベースを持っているんです。
主に植毛という手段です。まず、ご自身の後頭部辺りから頭皮を切除します。そして、その切除した頭皮に生えている毛髪の毛根を1つずつ切り分けていきます。
もともと女子医大の形成外科教授だった平山先生が設立された医院を私が継承しました。当初、人手不足のためにアルバイトとしてこの医院に勤務していたのですが、気がつけば院長となっていました(笑)。
「失われていく恐怖」を感じている患者さんが多いように感じます。若い頃から薄毛に悩む方は「この先どうなってしまうのだろう」という恐怖を感じ続けます。
ほかに、自分のためではないケースもあります。60代の男性で、娘の結婚式で一緒にバージンロードを歩くのに「ハゲとは歩きたくない」と言われてしまったそうです。「カツラは変身しすぎて笑いが起きてしまうからそれもダメ」と。そこで、プロペシアで自然に増毛をし、結婚式にはちょうどよい具合に髪の毛も生え、娘さんに喜んでもらえたそうです。




当院では、初診の際に必ず歯磨きチェックをします。まず、患者さんの口の中から取ったプラーク(歯垢)に存在する細菌を、顕微鏡を使って見せます。こうすることで、患者さんに歯磨きの大切さを理解していただければいいなと考えています。
我々は重力の中に存在していますから、大地に接している部分が一番重要です。そのため、大地に接しているところに異常があれば、上部でバランスを取る必要があります。そうなると、頭の位置を変えて歯でストップさせ、バランスを取るしかありません。そのための食いしばりなどによって歯や顎に異常が出て「痛い」となります。
医療は診断以外にありません。診断を出すために診査や問診がありますが、その中で一番重要なのは患者さんの訴えを聞く「問診」です。何が原因で悪くなってしまったのかということは、その方のお話の中から探っていくしかありません。
平成元年に開業し、当初から必要な機器を買っていたら、いつの間にかほとんど揃いました。ここは線路が近くて揺れるため、マイクロスコープだけは置いていません。必要な患者さんには、ほかの医院を紹介しています。
歯科治療は医療サービスだと思います。患者さんの要求に対して、その要求を改善するための技術を提供し、患者さんが納得すれば利益を得られます。患者さんの要求は「自分の健康を何とかしてほしい」ということ。その原因を取り除いてあげれば、そのほかのことは必要ないと思います。
よい治療を受けるためには、医者選びが重要だと思います。いかによい先生に出会えるかが問題です。人の出会いがうまくいくかは、自分が真っ当に生きているかどうか。たとえば、歩きスマホはしない、人に迷惑をかけない、ということですね。


矯正装置をつけると、お口の中の環境が大きく変化します。たとえば、試験直前に装置をつけるとかなりのストレスとなります。これも踏まえて、夏休み中に装置をつけ、新学期が始まった頃にはある程度慣れた状態で通学を開始できる。そのようなことまでしっかり説明した上で治療を進めていきます。
そうですね。矯正治療は患者さんと長くお付き合いするため、通うのが億劫になってはいけないと思っています。そのために、治療以外の話もするようにしています。そのおかげなのか、信頼関係が構築できてくると「先生、僕、このあと合コンなんですよ」なんて患者さんもいらっしゃいます(笑)。
恵比寿から来る患者さんは比較的少ないです。場所柄かもしれませんが、電車で通院される方が多いですね。埼玉の熊谷や大宮、少し前は福島から来る患者さんもいらっしゃいました。
今回の取材をとおして、恵比寿という歯科医院が多い地で23年以上もの間、矯正歯科として治療を続けてきた秘訣は、丸山先生の人柄に加え、日々進歩のために勉強を怠らない真摯な姿勢だということを強く感じた。


開業してから今年で8年目です。秘訣と言っても、あまり自信がないので特にそういったものはない気がします(笑)。「明日には患者さんが来なくなるかもしれない」と思っているぐらいですから。
そういう場合もあります。その結果、ほかの患者さんを待たせてしまうこともありますが、それでも説明は必要だと思っています。「ほかの患者さんがいるので」と説明を切り上げてしまっては「待たないというメリット」はあっても「納得した治療のメリット」は得られないと思っています。
今までの保険診療では、基本的に金属を使用して治療します。ここで使用する金属は「合金」と呼ばれるもので、さまざまな物質が含まれています。10円玉などの硬貨を思い浮かべるとわかりやすいかと思いますが、金属は鋳造されたときからイオン化によってサビ始めます。
はい。保険診療を希望する患者さんにもメリット・デメリットを理解した上で選択してほしいので、この説明はします。誤解のないように言うと、自費診療にもデメリットはありますし、保険診療が悪いというわけではありません。審美性や機能を追求するのであればもちろん自費診療ですが、コスト面がデメリットと言えます。一方で「噛めるようになる」という機能面の回復とコスト面で考えれば、保険診療が最高のものと言えるでしょう。
もともとは勤務医時代の師匠の教えです。ノンメタル治療を知って勉強するようになり、学会の発足から関わっていました。今では評議員という立場です。発起人でもなく、たまたま初期メンバーだったというだけですが(笑)。勤務医時代は師匠に言われるがまま勉強していましたが、学会などでほかの医師と関わったり研究を聞いたりしていくと「教えは間違っていないんだな」と改めて感じ、今でもノンメタル治療を掲げて診療しています。
駆け出し時代にはできなかった治療ができるようになった頃、歯がボロボロで「最近の食事はプリンと豆腐とババロアの3種類のローテーションなんです」という、食事もまともにできなかった患者さんを治療したことがありました。数年経ってその患者さんがまた来院してくれたときはうれしかったですね。ほかにも、開業当初からの患者さんで、引越しをしても通院してくれる方がおり、そのときも歯科医師としての喜びを感じました。
私は地域医療が楽しいと感じますので、そこをずっと担っていきたいと思っています。そのためにも「患者さんの話をきちんと聞く」というスタンスは続けていきたいです。




子どもは成長を利用できるというメリットがありますが、大人の場合は成長が終わっているため、その顔に合った歯並びを作らなくてはなりません。成長があれば顔を治すことができますが、その段階でよい方向に誘導していくことと悪くならないようにするという両方が必要です。
機能不全の代表的なものは口呼吸です。口で息をすると姿勢が変わります。たとえば鼻詰まりのとき、背筋を伸ばすと息苦しさを感じるため、猫背になることで呼吸を楽にします。そうするとオトガイ筋が引っ張られて顔は面長となり、顎は発育せずにどんどん下に向かって成長していき、出っ歯となってしまいます。さらに、姿勢が崩れることによって舌が歯と歯の隙間に入る癖ができて習癖となってしまいます。


インターネットの普及により、昨今、病院やクリニックを探す際、インターネットで検索する人がかなり増えてきました。もちろん「近所だから」「子どもの頃からかかっている」「家族のかかりつけ」といったところへ通う方が多いと思われます。しかし日頃とは異なる症状が発現したときには、やはり「どこの病院へ行くべきか」を考えます。そのときに手早く探せるのがインターネットです。
ドクターゲートは、前述した経験を持つ当社編集長が「どうすれば病院・クリニックと患者をうまくマッチングさせられるのか」と考えたことがきっかけで生まれました。まさに、
ドクターゲートは地域密着型のポータルサイトです。それは、
名医とは何だろう。「名医」を辞書で調べると「すぐれた医者。有名な医者。」と書いてある。これは、誰が、何をもって判断するのか。簡単そうで難しい問いだ。産まれたばかりの赤ちゃんから、子ども、学生、大人、高齢者、誰もがお世話になるのが病院・クリニック。世の中ですべての年代の人が同じように通うところは、不思議とここだけだろう。
真の名医を探し出すという志を持っているドクターゲートでは口下手でありながら技術は最高レベルという先生方の『想い』をも引き出します。
ドクターゲートではドクターゲート編集部が独自に収拾した情報や掲載医院からのご紹介を元に地域で貢献されている名医だけに絞って連絡をさせていただいております。