咽頭結膜熱(プール熱)の患者数が増加する予想、注意が必要

例年4月から患者数が増加し、6~7月に流行のピークを迎えます。
発熱、咽頭炎(咽頭発赤、咽頭痛)、結膜炎(結膜充血、眼痛、流涙、眼脂)の3つが主な症状。
原因ウイルスは、アデノウイルスであり、感染力は強力です。直接接触だけではなくタオル、ドアの取っ手、階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン等の不特定多数の人が触る物品を介した間接接触でも感染が広がります。

尚、プール熱という名前が一般的ですが、残留塩素濃度の基準を満たしているプールの水を介して感染することはほとんどありません。