小林製薬「紅麹」問題 233人が入院

小林製薬が提供する紅麹成分含有のサプリメントを摂取し、腎臓関連の疾患を発症したケースに関連して、厚生労働省は、15日時点で合計233人が入院したという小林製薬の報告を受けて発表しました。

この問題のサプリメントについては、使用後に腎臓病を患うなどの影響で、これまでに5人が亡くなり、健康上の被害を訴える声が全国から上がっています。

厚生労働省は、小林製薬からの報告に基づき、15日時点での健康被害に関する詳細を公表しました。

具体的なデータとしては、異常を感じた人々が合計1,393人が医療機関を訪れ、合計233人が実際に入院したと報告されています。

また、厚生労働省と消費者庁が共同で設立したコールセンターは、先月29日の開設から18日間で合計4,219件の相談を受けました。


厚生労働省は地方の保健所と協力し、被害の詳細を引き続き確認し、健康被害の原因究明を続けています。