2019年9月11日

肺炎の可能性、乳幼児のせきに注意が必要。

乳幼児がかかると肺炎などを引き起こす恐れがあるRSウイルス感染症の患者が増えています。
RSウイルス感染症は、患者のせきやくしゃみの飛まつを吸い込んだり、ウイルスの付いた物を触ったりしてうつります。2歳になるまでに、ほぼ100%が感染するとされています。
感染してから4〜6日後に発熱など風邪に似た症状があらわれ、肺炎のほか、気管支炎になる場合もあります。予防するワクチンや治療薬はなく、点滴などをして回復を待つしかありません。

8月26日〜9月1日に全国約3000の小児科から今年最多の7673人の患者が報告されました。
特に乳幼児のせきには注意が必要です。