2016年1月 9日

ちあきクリニック 松永 千秋院長 (自由が丘) インタビュー

性同一性障害の専門家  個人を認める理想の社会とは ちあきクリニック 松永千秋院長
日本でも数少ない、性同一性障害を専門とする「ちあきクリニック」の松永院長は、28年以上にわたって性のあり方を追求している。「心と体を一致させることだけが治療ではない」という松永先生の言葉には重みが感じられ、とても深い意味があった。

一括りではなく、さまざまな個性のあり方を認める考え方やこの分野における課題点、そしてあまり積極的に研究されないこの分野を追求し続けるその原動力など、かなり踏み込んだお話を伺った。今回の取材をとおして語られた内容は、読者だけでなく医療従事者も読むべき内容だ。

松永 千秋院長インタビュー大学4年生のとき教授に相談し、『精神医学』という道を考えました早稲田大学で物理学を学んだあと医学の道に転進したとのことですが、その経緯を教えてください
当時は、物理学に対して過大な期待を抱いていました。「物理学を追求すれば人間の精神領域も明らかになる」「物理学がわかればすべてがわかる」とさえ思っており、そういったところに物理学の魅力を感じていたのです。私はもともと人間の精神に興味があり、それを解き明かしたいという思いから物理学の道に進みました。

しかし、実際に物理学を勉強してみると、生命の神秘や精神の解明には遠く及ばないことを痛感せざるを得ませんでした。大学4年生のとき教授に相談したところ「"分子生物学"をやるか"医学部"で勉強するのはどうか」と勧められ、そこで初めて『精神医学』という道を考えました。

『心理学』は"人間の体"の治療まではできませんが、『精神医学』では、治療を通じて、精神現象にこれ以上ない直接的なかかわりが持てます。それに、当時「精神疾患を薬で治せる」という話を聞き「物質的な解明も進んでいるのではないか」とも思いました。それらを考えて医学部に進むことを決め、高校生の家庭教師をしながら自分も勉強して入学しました。

医学部ではどのように過ごされたのでしょうか?また、ほかに興味を持たれた科はなかったのでしょうか?
脳神経外科にも興味を持ちましたが、そこでは脳を物質や器官として扱うため、精神に直接切り込めないと思って、当初の希望どおり精神科に進みました。

大学卒業後はすぐに大学院に入り、生物学的な研究をしたのち、2年ほどアメリカのNIHで奨学金をもらいながら留学していました。留学中はジョンズ・ホプキンス医科大学の教授とも懇意にしていただき、NIHとジョンズ・ホプキンス医科大学とを行ったり来たりしていました(笑)。帰国後は大学に戻り、それから10年くらい勤務医をして、開業しました。

処置室前

性同一性障害を専門的に扱うクリニックとして開業するには勇気が必要だったのではないでしょうか?
かなり勇気が必要でしたもちろん、かなり勇気が必要でした。もともと性同一性障害を専門にしたいという気持ちはあったのですが、勤務医では組織の中ということもあり、不自由さを感じていました。以前勤めていた病院では、5年ほど性同一性障害の患者さんに接し、やっと週に1回の専門外来をさせてもらえたんです。しかし週に1回ですと、診る患者さんの数にも限りがありますし、ホルモン注射などの保険外治療は行うことができませんでした。

何より患者さんは"ドクター"ではなく"病院"に来ている感覚があります。個人のクリニックであれば、患者さんは"ドクター"に会いに来ますよね?今では、ご家族の方といらっしゃる患者さんも多く、家族ぐるみの付き合いができるようになったように感じます。私は患者さんとの距離を縮めたいと思っていましたし、勤務医時代にはなかった接し方ができることに魅力を感じ、勇気を出して開業に踏み切りました。今では思い描いていたものに近い診療ができていますから、開業してよかったと思っています。

全国から性同一性障害の患者さんがいらっしゃるとのことですが...
そうですね。性同一性障害の患者さんは、北は青森、南は九州から来る方もいらっしゃいます。でも、それ以外のうつ病などの患者さんは、基本的に地域の方が多いです。性同一性障害の患者さんだけを診療しているわけではありませんから、誰でも気軽に来院してほしいと思っています。

主要都市に性同一性障害を標榜するクリニックは少ないように感じますが、何か障壁があるのでしょうか?
性同一性障害を専門としている先生は少ないです。関東には何名かいらっしゃいますが、それ以外では札幌医科大学や大阪医科大学、関西医科大学、岡山大学や長崎大学などまばらにいる程度です。専門家が少ない原因は、やはり難しい分野なのだと思います。日本で治療が認められたのも十数年前と、日も浅いですから。

治療が認められる以前は、性転換手術で有罪判決を受けるなど、治療自体がいかがわしいものという認識でした。積極的に踏み込んでいくには相当の勉強が必要ですし、患者さん一人ひとりに向き合う時間も必要となりますので、なかなか思うように治療が広まらないといった状況ですね。

精神療法やカウンセリングが大事だと思っています性同一性障害ではどのような治療をするのでしょうか?
性同一性障害の治療は『「体」を「心」に一致させること』だと一般的に考えられているかもしれませんが、私としては、精神療法やカウンセリングが大事だと思っています。患者さんは「心」と「体」が一致しないことに違和感を覚えながら生活してきたわけです。ただ単純に体を心に一致させるというのではなく、その人の性のあり方が人格に統合され、今まで生きてきた歴史とこれからの"生き方"がスムーズにつながっていくようにすることが重要だと思います。

もちろん、患者さん自身で、自分の性のあり方が社会の中で生きる人格としてのあり方に統合させていくことができれば、医療の手助けは必要ありませんし、そういった方もたくさんいらっしゃいます。性転換手術だけでなく、男性でありながら「女装家」として生きる方法、職業の中で女性らしさや男性らしさ、あるいはそれ以外であっても良いのですが、自分らしい性のあり方を出していく方法もあります。さまざまな"生き方"がありますから、「心」と「体」が一致していないという単純な枠で捉え、「体を心に近づければいい」というスタンスだけで患者さんに接することは、危険だと思います。

患者さんも、「そういった考えに当てはまらない自分は何なのだろう」とか、その説明にしっくりきていないのに「そういうものなんだ、そう生きなければいけないんだ」と自分に言い聞かせ、医師が診断しやすいように事実とは異なる過去の生活歴を報告することもあります。でも、それはその患者さんが悪いのではなく、医療側の考え方が狭すぎたのです。

待合室治療を受けるまでの、ずっと思い悩んできた期間もその患者さん自身。それを否定することは、精神衛生上も好ましくありません。「過去の自分も受け入れながら、未来の新たな生き方を創る」と言ってもよいかもしれません。

それぞれの患者さんが、自分に合った『自己像』を創っていく手助けをすることが、治療がめざすべき目的であり、性転換手術やホルモン注射をすることが目的なのではありません。そこを間違えてしまうと、「体は望んだとおりになったのに、なんだかしっくりこない」ということもあります。もちろん、当院でもホルモン注射などを行っていますが、あくまで注射や手術は"手段"であり、本来の"目的"は『自分らしい性のあり方を統合した、新しい生き方を見つける』こと。これを忘れないでほしいです。

もう1つ重要なことは「人格発達」という考え方枠にとらわれない考え方が重要なのですね
もちろんです。もう1つ重要なことは「人格発達」という考え方。「心」と「体」の不一致という考え方だけでは、一断面しか捉えられていません。たとえば「幼児期は何もなかったのに、なぜ思春期になってスカートを嫌がるのか」といった考え方です。人の人格はいくつになっても発達を続けますよね。思春期には思春期の、青年期には青年期の人格の発達があるため、それを踏まえて支援する必要があります。

幼児期は親の教育などに合わせようと人格形成が進みますが、思春期を迎えて自己意識が確立され始める頃、あるいは中年期になってから強く違和感を覚えることもあります。たとえば「若い頃から違和感があるけれど、結婚や出産を経験したら変わるかもしれない」と考えていた患者さんが、中年期になっても違和感を抱え続けるような場合です。中には、子どもが成人して手を離れたことをきっかけに"自分らしい生き方"を模索し直し、治療に踏み切る方もいらっしゃいます。

このように、もはや障害という言葉などでは一括りにできない、一人ひとりの性のあり方の多様性と、人格発達という時間軸を入れた考え方が必要となります。しかしながら、こうした考え方がなかなか浸透しないのが現状。患者さんには、医師だけでなく、家族や友人の助けも必要ですから、そういった方を含めて、この考え方を広めていきたいと思っています。

患者さんには周囲の協力が必要とのことですが、具体的にはどうすればよいのでしょうか?
家族やパートナーのサポートは非常に大事です。患者さんが当院に訪れ、私と接することができる時間は、日々過ごしている時間に比べればほんのわずかな時間でしかありません。大部分の時間は家族やパートナーが接しているため、その方々の支援は必須です。

ですから、私は家族の方とも十分にお話をします。企業研修で講演をしたり、学校に通っている方のために、時には学校に出向いたりしての講演活動も行っています。ほかにも、学校で校長先生を主体としたサポートチームを作ってもらい、そのサポートもしています。それだけ難しい問題で、周囲の理解と協力が必要なのです。

GID(性同一性障害)学会の第18回大会(2016年3月19~20日)の大会長は私が務めましたその考えが少しでも広まればと思って、学会活動もしています。GID(性同一性障害)学会の第18回大会(2016年3月19~20日)の大会長は私が務めました。この学会の特徴としては、会員のほとんどの方が性同一性障害の悩みを抱えた当事者。そのためドクターだけでなく、法律関係者や教育関係の方などさまざまな方が参加されました。

もともとは当事者たちと支援する医師や法律家などが、GID研究会として組織したもの。それが時代と共に学会として認められ、今に至ります。そのため、ほかの医療系の学会とは性質もだいぶ異なると思います。大会では哲学的な講演もありますので、誰でも気軽に参加し、少しでも理解を深めていただけるとうれしいです。

先生のもとを訪れる性同一性障害の患者さんはどのような方が多いのでしょうか?
性同一性障害で最も多いのは、やはり10~20代の患者さんです。親御さんや学校の先生が気付いて来院するケースもあります。あまりにも若い患者さんへの性ホルモン治療はできませんが、第二次性徴を遅らせる治療は可能です。第二次性徴を止めることで違和感を軽減し、精神的成長を見守りながら、自分と向き合う時間を確保するという手段もあります。

性同一性障害以外の患者さんはどうでしょうか?
院内風景もちろん不安症やうつ病、統合失調症など、地域の患者さんもたくさんいらっしゃいます。そういった治療も20年以上行ってきました。留学しているときは精神薬理学を研究していたので、薬物療法に関しても専門分野です。

精神療法に関しては、浜松医科大学にいたときには、不安症や神経症に対するわが国独自の治療法である森田療法を中心に勉強をしていましたから、それを基盤とした治療や、精神力動的精神療法も得意としています。全国から患者さんが来院してくれることは非常に喜ばしいですが、地域の患者さんを支えるドクターとしても機能したいと思っています。

アメリカは性同一性障害などについて進んでいるというイメージがあります
アメリカでも、「人格発達という時間軸」を取り入れた考え方や、ジェンダー・アイデンティティを「人格の一側面としての性のあり方」と捉える考え方、それを踏まえて、一人ひとりの、その人らしい性のあり方を、人格発達の中で統合することを支援していくという治療論に関する研究や議論は、あまりなされていません。私は、以前アトランタで開催されたGIDの国際学会でこういった発表をしたのですが、かなり新鮮に受け取られていたようです。

患者さんと接するときに気をつけていることはありますか?
受付聞く姿勢を大切にしています。アクティブな受容と言うのでしょうか。すべての患者さんと長時間お話できるわけではありません。その中で、心を開いてくれるためにはどうすればよいのかなど、私の過去の経験からいろいろと工夫をしているつもりです。

もちろん、症状の安定している患者さんでも「いつもと何か違うな」と思えば、じっくりと時間をとってお話を聞きます。時にはほかの患者さんを待たせてしまうこともありますが、来院した患者さんに、私が「待たせてしまってごめんなさい」と言うよりも先に、「先生、今日は大変そうだね。無理しないでね。」と声をかけてもらうこともしばしばあります(笑)。そういった患者さんも、「自分に何かあったときは話を聞いてもらえる」と感じることで、より安心できるのではないかと思っています。

人がなかなか踏み込まない性同一性障害の診療を続ける、先生の"原動力"を教えてください
受付やはり、患者さんから感謝されることですね。以前、大学病院にいたときに、週に1日、精神科の専門病院へ派遣されて勤務した時期がありました。そこは統合失調症の患者さんなどが多く、長年入院されている方もたくさんいました。中には、10代から入院して、既に30代の方も。長年治療をしても社会復帰が叶わない患者さんを診ていることに、私はとてつもない無力感に苛まれていました。そんなとき、ある30代の女性の患者さんが私にこう言いました。

「私は統合失調症でとてもつらい毎日です。病気は治らないかもしれないけれど、あなたに出会えたことはとても幸せだと思っています。もし私が統合失調症にならなかったら、先生には出会えなかったんですから。」

それを聞いて、私は心を打たれました。『自分の存在が患者さんにとって少しでもプラスになっているんだ』と感じたんです。それからは、少しでも患者さんのプラスとなる医師になろうと思いながら診療しており、当時の言葉が今でも私の原動力です。

症状が改善して「楽になりました」と聞くのも、症状が改善しなかったとしても「先生と会えてよかった」と言われるのもうれしいです。過去の経験を糧に、今後もそう言われるドクターをめざして頑張っていきたいです。

院長プロフィール松永千秋院長<経歴>
1991年 浜松医科大学大学院修了
1993年 米国国立保健研究所(NIH)留学
2000年 浜松医科大学精神科講師(病棟医長、外来医長)
2003年 4月  日野病院副院長就任
2012年10月 ちあきクリニック開院

<資格・学会活動等>
医学博士
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医
日本精神神経学会指導医
GID学会(性同一性障害学会)理事
日本精神神経学会 性同一障害に関する委員会委員
日本精神神経学会 DSM-5の病名翻訳に関する委員
GID学会第18回研究大会 大会長

ちあきクリニック アクセスマップ

住所 東京都目黒区自由が丘2-8-30
電話番号 03-5726-8715
アクセス 東急東横線 自由が丘駅より徒歩7分
診療科目 心療内科・精神科
診療時間 9:30~12:00/14:00~18:00(金曜は18:00~21:00)
休診日 木曜、日曜、祝祭日

患者さんの声(口コミ・評判)現在、患者さんの声(口コミ・評判)はまだありません。

中目黒メンタルクリニック 新 英士院長 (中目黒) インタビュー

「患者さんの「こころ」を支えるドクター 患者さんに寄り添うための工夫とは」 中目黒メンタルクリニック 新英士院長
東急東横線と日比谷線が乗り入れる中目黒駅から徒歩1分。「中目黒メンタルクリニック」には、勤務医時代からの患者さんも来院すると言う。

「精神科というのは敷居が高いイメージですが、気軽に来られる場所でありたい」そんな院長のお気持ちから、開業場所も"テナントが複数入ったビルの2階以上"で探したようだ。そして「初診の患者さんはその日のうちに診る」というポリシーのもと、日々多くの患者さんを支えている。二児の父でもあり、人間味あふれる新(あたらし)院長にさまざまなお話を伺った。

新 英士院長インタビュー中学生時代に何気なく読んだ本などからだんだんと興味を持ったドクターになられたキッカケと、精神科に進まれた理由を教えてください
「両親が医者だった」とかではなく、中学生時代に何気なく読んだ本などからだんだんと興味を持った、というところでしょうか。医師になろうというよりも「精神科」自体に興味があったんです。

心理カウンセラーなどの道もありましたが、薬を使える分、やはり医師の方ができることも多いかなと。カウンセラーと精神科の医師を比較した結果、精神科の医師になりたいと思いました。

開業するに至った理由と、開業して感じた勤務医時代との違いを教えてください
大学病院に4~5年おり、精神病院に5~6年ぐらい勤務しました。開業の理由としては、1人の方が自由度も高く、自分の思った診療ができると考えたんです。

実際に開業してみると、患者さんの層がまったく異なることを実感しました。精神病院は基本的に入院病棟ですから、重症の患者さんが多かったです。もちろん、クリニックにも入院が必要な重症患者さんもいらっしゃいます。しかし精神病院と比較すれば、クリニックに重症の患者さんがいらっしゃることは少ないです。

精神科の治療はどういうものなのでしょうか?
基本的には薬物療法がメインです。「診療は患者さんの話を40~50分聞いて...」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそれをクリニックで行うのはとても難しいんです。もちろん初回は40~50分お話を伺いますが、2回目以降はケース・バイ・ケースになります。そういった、話を聞いたりトラウマなどの過去を整理したりするためには、専門のカウンセリングルームを紹介し、カウンセリングと並行して治療をしていきます。もちろん当院でじっくりお話を聞く場合もありますが、クリニックでは、カウンセラーができないこと(薬の処方など)にスポットを当てています。

院内

どのような患者さんが多いのでしょうか?また、1日にどれぐらい患者さんがいらっしゃいますか?
受付いわゆる「うつ状態」を主訴に来院される方が多いです。他には「パニック障害」「強迫性障害」「社会不安障害」「統合失調症」「注意欠陥障害」「不眠症」等、様々な方がいらっしゃいます。男女比は同じくらいで20~50代の方が多いです。
1日に診る患者さんは50~60人くらいでしょうか。

信頼関係を大事にするために、患者さんと接するときに気をつけていることはありますか?
患者さんの希望に沿った治療をするようにしていますできる限り患者さんの希望に沿った治療をするようにしています。たとえば、私が「こういった治療方針でいこう」と思って患者さんに提案しても、一方的な提案では受け入れられないことがあります。

我々は、治療を進める中で「復職のタイミング」や「薬の選択、やめるタイミング」なども、患者さんと話し合って決めていく必要があります。医者の判断だけで「いつまでに復職しましょう」とか「この薬を飲んでください」とかをすべて決められたら嫌ですよね。

このように、治療方針を無理矢理に押し付けてしまっては、患者さんとの信頼関係を構築できません。患者さんの希望と私の提案のどこで折り合いをつけるか。このさじ加減が難しいところですが、それを見極めて治療を進めるのも、私たち精神科医の役目だと思っています。

精神科では、患者さんと長期的なお付き合いになるのでしょうか?
患者さんによってバラバラですが、基本的には症状が安定してから9~12か月位は継続加療をお勧めしています。この期間は、安定していても再発する可能性が高いからです。頻繁に来院する必要はありませんが、定期的に来院していただいています。

開業前にはいくつかの病院で勤務しており、そのときの患者さんがいらっしゃることもありますから、付き合いで言えば20年以上の患者さんもいます。そういった患者さんのために、以前勤務していた、いくつかの病院の中間地点にあたる中目黒で開業したという理由もあるんです。

精神科は敷居が高いイメージがありますが、何か工夫されていることはありますか?
そうですよね。一般的に「精神科」というだけで敷居の高さや怖さを感じると思います。ですから、精神科だけれど『心療内科』と標榜した方が、敷居が低く感じるのではないかと思って心療内科を掲げています。「誰でも気軽に来られる医院にしたい」と常に思っています。

クリニックを開業する際も、2階以上の場所を探していました。メンタルクリニックの扉をくぐるにはどうしても勇気が必要ですし、周りの目が気になってしまうものです。さまざまなテナントが入っていて2階以上であれば、ビルに入ることがわかっても、どこのテナントに行くかまではわかりにくいですよね。患者さんにそれが伝わっているかはわかりませんが、そういったところにも配慮してテナントを選んだのは、工夫したことかもしれませんね。

待合室

先生のポリシーを教えてください
当院では、初診の方をその日のうちに診療するようにしています。心療内科は都心にいくつもありますが、どのクリニックも非常に混んでいるそうです。ある患者さんから伺った話では、電話で初診の予約を取ろうとしたところ「1ヶ月待ち」という答えが返ってくることもあるようです。

以前いらした患者さんは「30軒近くの心療内科に電話をして、やっと診てくれる先生が見つかったので来ました」とおっしゃいました。患者さんからすれば「具合が悪いのだから、その日のうちに診てほしい」と思いますよね。そういった声にも応えたいので、初診の患者さんは特に、その日のうちに診療するよう心がけています。

休日は家族と過ごすことが多いです休日のリフレッシュ方法や趣味などをお聞かせください
休日は家族と過ごすことが多いです。子どもがまだ8歳と6歳なので、遊びに連れて行ったり相手をしたりなどして過ごしています。仕事を忘れてリフレッシュできますが、わんぱくな時期ですから、逆に疲れてしまうこともしばしばあります(笑)。

心療内科にはどういったときにかかればよいのでしょうか?
「食事ができない」「眠れない」など、生活に支障をきたす症状であれば、一度心療内科へ行ってみるのもよいと思います。あと、周りの方から勧められたら、それは受診を検討するタイミングです。自分で思っている症状と周囲の方から見た症状は、意外と周囲の方の意見が正しい場合もあるのです。

大切なのは『早期発見・早期治療』です。何でもそうですが、早い段階の方が解決しやすいですよね。早めに来院して何もなければ、それだけでも安心できます。心療内科の敷居は意外と低いもの。相談程度でも構いませんから、気軽に来てください。

院長プロフィール新英士院長<経歴>
1990年 昭和大学医学部卒業

1990年 昭和大学病院勤務

1994年 井の頭病院勤務

1996年 大内病院勤務

2000年 医療法人社団桂香会
      中目黒メンタルクリニック開院

中目黒メンタルクリニック アクセスマップ

住所 東京都目黒区上目黒3-2-2 フジビル8F
電話番号 03-5768-2688
アクセス 東急東横線、東京メトロ日比谷線 中目黒駅より徒歩1分
診療科目 心療内科・神経科・精神科
診療時間 10:00~12:00/13:00~19:30(水曜は19時まで、土曜は15時まで)
※水曜日は平沼医師による診療
休診日 火曜午前、金曜午前、日曜、祝祭日

患者さんの声(口コミ・評判):1件評価:★★★★★(5段階中5)/40代/女性
12年通っております。結婚をし遠くなりましたが、電車で片道1時間かけて通院しております。十分に患者の状況を把握してれ適切なご対応をして頂いております。新先生に掛かって心から信頼出来る先生ですので、他のお医者さまは考えられません。私の命を救ってくれた先生です。

山口歯科クリニック 山口 義徳院長 (恵比寿) インタビュー

「顕微鏡治療のスペシャリスト。最良の歯科治療を追求する姿勢に迫る」 山口歯科クリニック 山口 義徳院長
すべての治療に顕微鏡を用いており、1人の患者さんに1時間半以上の時間をかけてじっくり治療をするという山口先生。「自分の家族に施せるような治療をしたい」という信念からよい治療を追求し、自由診療の顕微鏡治療に行き着いたそうだ。

仙台や静岡など、遠方からも患者さんが集まるそうだが「本当はしっかりと顕微鏡治療ができるドクターが全国にいるような世の中にしたい」と山口先生は語る。市民へ向けた講演活動なども行っており、自院の発展よりも歯科治療全体の発展を目指す姿勢が強い『真っ直ぐ』な先生。歯科医師となった経緯から顕微鏡治療のメリットや今後の課題点など、ユーモア溢れる口調でお話しいただいた。

山口 義徳院長インタビュードクターになったキッカケドクターになったキッカケを教えてください
私の実家は歯科技工所でした。そういったこともあり、幼い頃から歯科を身近に感じていました。技工士だった父に「歯学部に進学する前に歯は全部治療しておけ。そうしないと治療の実習に使われるぞ」と言われ、治療したのを覚えています。

歯科医師になろうとしたもう1つのきっかけがあります。これ、漫画のようなホントの話ですが、私の乳歯が抜けそうになると、父が私の乳歯に糸を巻いて引っ張るんです。抜けずに血だらけになっていると、今度はペンチを持ってきてグリグリとされる。それでも抜けないと「う~ん、やっぱり歯医者に行って抜いてきて」なんて言うんです。そのときに「技工士ではなく、きちんと知識も技術もある"歯科医師"にならなきゃいけない!」って思いました。

でも本音は、高校時代まではレーサーになりたいという夢を持っていました。車が大好きで、浪人時代に大学受験を控えながらも車に乗っていて、気付いたら年間7万キロ走っていました。歯学部に合格してからは「仕事をしながら趣味で車に乗ろう」と決めて歯科の道に進みました。もし合格していなかったら、今頃レーサーになっていたかもしれません(笑)。

貴院の特徴は顕微鏡ですね?
特徴は顕微鏡当院ではすべての治療に顕微鏡を用いています。理由の1つは、肉眼やルーペでは光が届かず治療が難しい場所も治療ができること。次に、高倍率で患部を見ることができるため、歯の削りすぎや虫歯の取り残しなどを防ぐことができます。

また、治療映像をすべて録画しており、私が顕微鏡を通して見ている映像は、ヘッドマウントディスプレイで患者さんもタイムリーに見ることができます。治療終了後にその録画した映像を見ながら、今日はどのような治療をしたのか、お口の中がどのような状態なのかを説明できます。ただ、データ容量が膨大なので、ハードディスクが大量に必要となるのが最近の悩みのタネです(笑)。

歯科顕微鏡を使いこなすには訓練が必要なのではありませんか?
歯科顕微鏡を使いこなすには訓練が必要はい。顕微鏡治療は歯をミラーに映して行うことが多く、訓練が必要です。もちろん、私も初めから使いこなせたわけではありません。毎日のように顕微鏡に触れて訓練しましたが、それでも使いこなすまでに1年くらいはかかりました。顕微鏡治療には高度なテクニックが必要と言われますが「訓練すれば誰でも使えるようになるはず」だと思っています。

そもそも導入を決めたのも「自分の家族に施せるようなよい治療をしたい」という思いからでした。だからこそ、保険診療ではなく自由診療で治療していこうと決めたんです。保険診療が悪いとは思いませんが、自由診療ならもっとよい治療ができると考え今に至るという形です。


1人の患者さんに多くの時間を割いているとのことですが
1人あたり最低1時間半はとっていますそうですね。1人あたり最低1時間半はとっています。顕微鏡を使用した治療では、細部にまでこだわって治療を行います。たとえば、ピッタリと合致する被せ物を作るための歯型を採るにも一工夫します。

通常、歯肉が邪魔をしてしっかりとした歯型を採ることは難しいのですが、歯に紐を巻いて少ししてから紐を取り、わずかに開いた溝の歯型を採ることで、精密な歯型ができあがります。これを用いれば、ぴったりと合致する被せ物ができます。顕微鏡を使わずにこの処置を行っているドクターもいますが、実際には肉眼で見づらい部分も多々あるため、精度に不安が残ります。こうした細部にまでよい治療を施すためには、時間も必要ですし、顕微鏡が不可欠です。

顕微鏡治療は業界内でも有名ですが、導入しないドクターが多数です。何が原因だと思いますか?
顕微鏡治療は業界内でも有名だが、導入しない理由顕微鏡の導入にはそれなりの費用がかかりますし、技術の習得も必要です。先ほども述べたとおり、しっかりと顕微鏡治療を行おうとすると、1つの治療に非常に時間がかかります。

歯の根っこを保険診療で行うと、患者さんの金銭的負担は軽く済みますが、歯科医院にとって大きな収入とはなりません。つまり、保険診療を軸にすると、短時間で多くの患者さんを診なければ医院経営は成り立たず、顕微鏡治療はそれに逆行する形となります。逆に顕微鏡治療を軸にすると、自由診療に重点を置かざるを得ない形となってしまい、今度は患者さんが来なくなるというような問題が絡み合っています。

患者さんが顕微鏡治療の良さを理解すれば、それに見合った治療費に納得される方はたくさんいらっしゃいます。患者さんにその良さを伝え、顕微鏡治療をしている医院へ来院を促すと同時に、各クリニックへの顕微鏡導入と技術向上の指導などもしていきたいと思っています。私は患者さん向けに2か月に一度のペースで講演会を開催していますので、一度お聞きいただきたいですね。

患者さんは地域の方が多いのでしょうか?それとも遠方からの方が多いですか?
渋谷区からいらしている患者さんはほとんどいません当院に渋谷区からいらしている患者さんはほとんどいません。つい最近計算をしてみたら、渋谷区の人口20万人に対して、当院に来ているのは4人。つまり、約5万人に1人の割合でしか来院していないんです。

主に隣接区から来ている方が多いですが、中には仙台や静岡から来院される方もいらっしゃいます。これだけ遠方から来てくださることはうれしい限りですが、本来であれば各地域や都道府県に当院のような顕微鏡治療の医院があってほしいと思っています。

印象深い患者さんとのエピソードを聞かせてください
印象深い患者さんは何名かいらっしゃいます。ある方は治療後に「治療前は高額だなぁと思いましたけど、治療してみたら、正直こんな金額でいいんですか?」と言ってくださいました。「あ、じゃあもうちょっともらっていいですか(笑)?」って聞いたら「それはだめです(笑)」なんて方がいて、自分の治療に対して自信が持てました。

印象深い患者さんとのエピソードほかに、20代前半の患者さんが紹介で来院されました。その方のお口の中は決してよいとは言えない状態でした。初回の検査を終え、映像でお口の中を確認しながら説明し、概算書を作成しました。当然治療箇所が多いため、結構な金額に。当院は自由診療のため、保険診療に比べて値段は高額です。

その方は「私はサラリーマンで、正直この金額は払えません。でも、せっかく紹介で来たので、ここの歯だけ治療します。」と言って治療を受けました。後日「金額もかかりますし、今後の治療はどうされますか?」と聞いたところ「以前お見せいただいた金額で全部の治療を受けたいと思っています。でも一度には払えませんので、1年に1本など、長期間となるかもしれませんがお願いします。」と言ってくださり、今でも通院されています。

院長プロフィール山口 義徳院長<経歴>
1992年 日本大学松戸歯学部卒業
1997年 恵比寿に山口歯科クリニック開設
2010年 恵比寿で移転 保険外診療所としてOPEN

<所属学会・勉強会>
日本顕微鏡歯科学会 認定医
日本抗加齢医学会 認定医
日本口腔インプンラント学会 会員
日本歯内療法学会 会員
日本顎咬合学会 会員
顕微鏡歯科ネットワークジャパン コアメンバー

山口歯科クリニック 基本情報

住所 東京都渋谷区恵比寿南3-3-12 アージョⅠ 3F
電話番号 03-3792-2244
診療科目 根管治療・歯周病治療・インプラント・審美歯科・予防歯科・虫歯治療
診療時間 10:00~12:00/14:30~16:00
休診日 日曜、祝祭日、祝日がない週の木曜
アクセス JR恵比寿駅 西口より徒歩6分
東京メトロ 5番出口より徒歩3分

患者さんの声(口コミ・評判)現在、患者さんの声(口コミ・評判)はまだありません。

2016年1月 8日

東京メモリアルクリニック・平山 佐藤 明男院長 (新宿) インタビュー

「薄毛治療のオピニオンリーダー 夢の治療毛髪再生医療をめざして」 東京メモリアルクリニック・平山 佐藤明男院長
「東京メモリアルクリニック・平山」の院長である佐藤明男先生は、10,000症例を超える薄毛治療の実績を持ち、毛髪再生医療を牽引するリーダーでもある。「小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒す。」という北里柴三郎の理想を追い求め、更に「夢の治療と言われた毛髪再生医療を実現したい」と語る佐藤先生のクリニックには、北海道から沖縄まで全国から患者さんが来院する。

薄毛治療のスペシャリストとして業界を牽引する佐藤先生から、毛髪治療に至る経緯から具体的な治療法などのお話を伺った。

佐藤 明男院長インタビューバイオエシックス(生命倫理)に関する新聞記事を読んだことがきっかけドクターを目指した経緯と、毛髪治療に行き着いた経緯を教えてください
高校生の頃にバイオエシックス(生命倫理)に関する新聞記事を読んだことがきっかけですね。当時は、赤ひげ先生のように医師が患者に奉仕するという原点から、段々とビジネスとして確立されてきた時代でもありました。そうした時代背景や新聞記事がきっかけとなり「医療というものを総括的に考えてみたい」と思い始めました。

医学部卒業後は形成外科に進みました。というのも、医学部に進んで生命倫理に関する研究をしようと思っていたとき、恩師から「一定期間でも臨床を経験した方が良い研究者になれると思うよ」とアドバイスをいただき、形成外科の臨床を選びました。

入ってみたら意外と面白かったのを覚えていますね。先天性奇形の治療を専門に2年ほど勤務し、そのあと大学に戻り、博士号の研究として培養皮膚の基礎研究をしました。ちょうど博士号の認定を受けたあとに留学の話があり、オックスフォード大学に留学。そのとき毛髪を専門に研究している先生に出会い、帰国後も毛髪研究を続けているといった経緯です。

毛髪治療はいつ頃から始めたのでしょうか?
1999年から毛髪再生医療の研究を始めました1999年から毛髪再生医療の研究を始めました。これは、試験管の中で毛包関連細胞を培養し再構築し、それを移植するといういわゆる『夢の治療』です。当時は広島大学との共同研究としてスタートしましたが、現在では北里大学、理化学研究所、当院での共同研究となっています。

毛髪の総合治療として、薬による内科的な治療から植毛などの外科的処置、最終的には再生医療までしていきたいと思っています。私が生きている間に、髪の毛の再生医療を実現できるよう頑張っているところです。

症例数がかなり多いそうですね?
データをまとめた豊富なデータベースを持っている症例数というより、患者さんのデータをまとめた豊富なデータベースを持っているんです。

過去に多くの患者さんを治療してきた先生たちはたくさんいますが、データベースとして管理している方はいませんでした。

現在、患者さん約5,000人のデータを保管しています。それを、年齢や性別はもちろん、症状・遺伝的要因・ストレス状況などを分類して研究しています。

具体的な治療方法を教えてください
基本的には、費用対効果のよい治療法を選択します。そのため、最初のステップは投薬を選ぶことが多いです。投薬で治る症状にも関わらず、外科的処置をするのはよくないですよね? 投薬で有効なものは、今のところプロペシア錠だと言われています。これは、全国どの医療機関でも同じものを処方することが可能ですが、それでも全国から患者さんが当院に集まってくれるのはうれしいことです。

当院に患者さんが集まるのは、全国的に専門家が少ないのが原因ではないかと考えています。専門家であれば、経験から症状の進行具合を予測し、対処することができます。そうでないドクターは「患者の希望どおり処方するだけ」ということもあります。更には、ほかのサプリメントを一緒に買わせるところもあるそうで、そういった話を聞くと悲しくなりますね。

基本的には、費用対効果のよい治療法を選択します

プロペシア以外の有効な治療方法や予防方法はないのでしょうか?
今のところ、医学的根拠のある方法はありません。シャンプーなどの広告も目にしますが、シャンプーに育毛効果はありません。また「血行をよくすると毛髪によい」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、私はよいわけではないと思います。

薄毛の原因は男性ホルモン。その男性ホルモンが頭皮でDHTという物質に変換されることで髪を細くしていきます。ということは、血行をよくすればするほど男性ホルモンが頭皮を巡るため、薄毛を促進させてしまいます。それに、頭皮はもともと血行がよいので、更に血行をよくする必要はありません。

外科的処置とはどういったものなのでしょうか?
主に植毛です主に植毛という手段です。まず、ご自身の後頭部辺りから頭皮を切除します。そして、その切除した頭皮に生えている毛髪の毛根を1つずつ切り分けていきます。

これがとても根気のいる作業で、テクニックも必要なんです。熟練した人でも1時間で500~600本くらいしか切り分けられません。その切り分けた毛根を、増毛したい箇所に植毛していきます。

ほかのクリニックでも植毛を行っているところはありますが、高い技術力を持つ先生は日本でほんの数名のように思います。技術力のある専門家が少ないという背景には、医学部では未だに男性型脱毛症を積極的に教えていないという現状があります。最近は皮膚科の教科書に少し出てくる程度で、国家試験にも出ません。その結果、教える先生もおらず、学ぶ生徒もいないため、専門家が育たないのです。

医院を平山先生から継承されたそうですが、平山先生も毛髪治療をしていたのでしょうか?
当初はアルバイト勤務でしたもともと女子医大の形成外科教授だった平山先生が設立された医院を私が継承しました。当初、人手不足のためにアルバイトとしてこの医院に勤務していたのですが、気がつけば院長となっていました(笑)。

平山先生も毛髪治療を行っていましたが、平山先生は火傷の専門で日本初の熱傷センターを創設するなど、熱傷治療の権威。どちらかといえば、そちらに重点をおいていたように感じます。私も熱傷治療に提供する培養皮膚などの研究をしていたこともあり、平山先生と馬が合ったのかもしれません。

相手の言葉を聞くことに気をつけています患者さんと接するときに気をつけていることを教えてください
相手の言葉を聞くことですね。どういうことを意図しているかをしっかり汲み取ることが大事。ただ薬を処方するのではなく、しっかりと対話をすることで治療に少しでも希望を持ってもらう。患者さんの眉間にシワが寄ったままで帰ってほしくないと思っています。

先生のポリシーを教えてください
私のポリシーは、安くてよい治療を提供する「安かろう・よかろう」ですね。そのため、当院ではあまり広告などは出していません。それでもここまでやってこられたのは「口コミ」だと思います。

私のテレビ出演を見て来院する方もいらっしゃいます。以前ある番組に出演したときは1,000人近くの患者さんが来院し、すべての新規の患者さんを診るのに何か月もかかりました。もちろん既存の患者さんもいらっしゃるため、予約が取りづらくなり、ご迷惑をかけてしまったと反省しています。

印象深い患者さんとのエピソードはありますか?
術後半年後からお見合いを始め、見事40歳の頃にご結婚された方もいます「失われていく恐怖」を感じている患者さんが多いように感じます。若い頃から薄毛に悩む方は「この先どうなってしまうのだろう」という恐怖を感じ続けます。

プロペシアは症状の進行を止めたり改善したりでき、その恐怖から開放されます。多くの方は、恐怖から開放されるだけで人生がだいぶ変わります。

ある男性の患者さんで、高校の教師をされている方がいました。その方は当時39歳。親から「お願いだから40歳までに結婚してくれ」と言われ「結婚できないのは薄毛のせいだと思うんです。時間もありませんがどうにかしてください。」と来院されました。時間もなかったため、プロペシアの処方と植毛をすることに。術後半年後からお見合いを始め、見事40歳の頃にご結婚されたそうです。

「男性は大変だよなぁ」としみじみ感じますほかに、自分のためではないケースもあります。60代の男性で、娘の結婚式で一緒にバージンロードを歩くのに「ハゲとは歩きたくない」と言われてしまったそうです。「カツラは変身しすぎて笑いが起きてしまうからそれもダメ」と。そこで、プロペシアで自然に増毛をし、結婚式にはちょうどよい具合に髪の毛も生え、娘さんに喜んでもらえたそうです。

あとは、30代の男性が小学生の娘に「ほかのパパはフサフサなのに、パパはハゲだから学校に来てほしくない」と言われたことがきっかけで治療を始めた方もいます。こういった話を聞くと「男性は大変だよなぁ」としみじみ感じますね(笑)。

休日のリフレッシュ方法はありますか?
趣味が料理で、休みの日はたいてい料理をして過ごします。昔はダイビングなどもやりましたが、もう体がついていかなくなりましてね(笑)。朝から晩まで「今日は何を作ろうか」と考えながら買い物に行き、料理を作りながらワインを飲み、ほろ酔い気分に浸りながらマッタリとした日を過ごすと「休日を満喫したなぁ」と感じます。

多くの実績を持つ先生が思い描く、理想の医師像をお聞かせください
私は北里大学出身ですから、創設者の北里柴三郎先生のような医師になりたいです。彼は研究所を作るなど、世の中に大きく貢献しました。また「小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒す。」と述べたそうです。これは『病気を癒すことは医師免許を持っていれば誰でもできる。そこからステップアップするなら、病気だけでなく、その人の心も含めた人生やその周りをも癒やせるようにならなければいけない。そして最終的には、一個人ではなく国民全員を癒せるような医師になりなさい。』という教えです。

私もこの教えを胸に日々診療にあたっており、研究している毛髪再生医療が薄毛に悩む方の希望になればと思っています。口で言うことは簡単ですが、実現するにはなかなか難しいものです。でも、私の目の黒い間に何とか実現させようと思っていますから、あきらめずに頑張ります。

院長プロフィール佐藤明男院長<経歴>
1989年 北里大学医学部卒業と同時に形成外科研修医

1995年 日本形成外科学会認定医取得

1997年 医学博士号取得(専門は培養皮膚)

1998年 厚生省高度先進医療推進事業にて国費留学
      オックスフォード大学医学部客員研究員

2001年 東京メモリアルクリニック・平山院長

<主な院外業務>
北里大学医学部寄附講座再生医療形成外科学 教授
横浜市立大学医学部形成外科学 非常勤講師

<関連学会>
日本形成外科学会  認定医
日本レーザー医学会 専門医
日本臨床毛髪学会  常任理事

東京メモリアルクリニック・平山 アクセスマップ

住所 東京都渋谷区代々木2-16-7 山葉ビル2F
電話番号 03-5351-0309
アクセス JR新宿駅南口より徒歩7分
診療科目 形成・美容一般、レーザー、頭髪治療
診療時間 10:00~13:00/14:00~18:00(火曜は17時まで、土曜は16時まで)
休診日 日曜、祝祭日

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2016年1月 7日

笠茂歯科医院 笠茂 享久院長 (代々木) インタビュー

「全身の不調を改善する噛み合わせ治療、豊富な経験に裏打ちされた治療法とは」 笠茂歯科医院 笠茂 享久院長
大通りから少し住宅街へ入った場所に位置する笠茂歯科医院は、平成元年の開業以来、地域の患者さんを支えてきたホームドクターだ。院内には最新の設備を揃えており、地域の患者さんだけでなく、遠方からもたくさんの患者さんが来院するという。

「止められないと、いくらでも話してしまうんです(笑)」そんなお話好きな笠茂先生に、噛み合わせや「医療はサービス」と語る理由から人生訓まで幅広いお話を伺った。

笠茂 享久院長インタビュー専門は一般歯科先生の専門を教えてください
主には一般歯科ですが、私が主宰している講習会のテーマは"重力と咬合"なので専門は『噛み合わせ』となります。ただ、あくまで一般歯科ですから、虫歯などの保険治療の方もいらっしゃいます。

なかには「どこの歯科医院に行っても治らないから来た」という患者さんもいます。先日、噛み合わせの不調の相談の最中に失神してしまい、ユニットから落ちてしまった方もいました。お口の中はとても敏感で、合わない被せ物などを入れて噛み合わせが悪くなると、体に大きな影響を及ぼすことがあります。

もともとは歯科医師が行った治療なのに「なぜこうなったのか」というロジックを導き出せず、原因がわからず、さらに間違った方向に治療をしてしまう。その繰り返しでどんどん異常をきたしてしまうのです。私は今までの治療経験からさまざまなパターンを考え、難しい症例も治療してきました。それがわかるのか、最終的に当院を頼ってくる方も多くいらっしゃいます。

なぜ噛み合わせを専門にされたのでしょうか?
大学院で組織、発生学を学んでいくうちに「歯科治療のポイントは噛み合わせだろう」と思い始めました。大学院を卒業して勤務医となり、さまざまなセミナーに行きました。その中でも生理咬合というセミナーで「噛み合わせとはこういうことだったのか」と目からうろこが落ちました。

しかし、先生の言うとおりに治療してもまったくうまくできず紆余曲折している中で、ある整体の先生と出会いました。その先生は、全身咬合学会で唯一の歯科医師以外の常任理事。歯科や全身のことにとても詳しい方でした。その先生や多くの噛み合せの勉強をしている先生たちにさまざまなことを教えていただき、全身と咬合の関係を学びました。今行っているメインの治療は筋肉を触って噛み合わせを探りながらの治療なのですが、こういった治療はそういった先生たちとの関わりの中で学んできました。

院内写真院内風景

歯磨き指導に力を入れていると伺いました
診察室当院では、初診の際に必ず歯磨きチェックをします。まず、患者さんの口の中から取ったプラーク(歯垢)に存在する細菌を、顕微鏡を使って見せます。こうすることで、患者さんに歯磨きの大切さを理解していただければいいなと考えています。

歯磨きの大切さはそれだけではありません。実は、歯磨きをすることによって顔の形が変わるのです。人間の食事は基本的に柔らかいものが多く、あまり噛まなくても嚥下できます。そのため、使っていない顔の筋肉がだんだん硬直し、顔のバランスが悪くなってきます。それが、歯磨きでていねいに刺激するだけで筋肉の硬直が和らぎ、顔のバランスがよくなります。磨き方が正しければ効果が出てきますので、特別な歯ブラシを使う必要はありません。当院で使っているのは100円の歯ブラシですが、患者さんから「とても使いやすい」と好評で、何十本も買っていく方もいらっしゃいます(笑)。

どの患者さんも歯磨きで顔の印象が変わるのですか?
ほとんどの方が変わります。あまり変化がみられない方は、足に問題がある場合もあります。

歯磨きで顔の印象が変わります我々は重力の中に存在していますから、大地に接している部分が一番重要です。そのため、大地に接しているところに異常があれば、上部でバランスを取る必要があります。そうなると、頭の位置を変えて歯でストップさせ、バランスを取るしかありません。そのための食いしばりなどによって歯や顎に異常が出て「痛い」となります。

足の治療方法は、ずばりマッサージです。足の中指の根元を重点的に揉むことにより、全身のゆがみが取れて不快症状が消えます。継続して行うことが大切ですが、1回で瞬時に変えることもできます。瞬時に変えるときは私がマッサージしますが、皆さん、痛くて暴れます(笑)。

お口の中に治療歴がない方や保険の治療で噛み合わせが悪くなった方は、足の中指の根元をマッサージすることでよくなります。逆に、自費の治療で噛み合わせを変えられてしまった方の治療はマッサージでは難しく、治療に日数もかかってしまいます。だから私は天然の歯を極力いじらないようにしており、常に「何かほかに解決法はないのか」と考えています。

最後に先生を頼る患者さんが多くいらっしゃるそうですが、先生が治療において大切にしていることは何でしょうか?
患者さんの訴えを聞く「問診」を大切にしています医療は診断以外にありません。診断を出すために診査や問診がありますが、その中で一番重要なのは患者さんの訴えを聞く「問診」です。何が原因で悪くなってしまったのかということは、その方のお話の中から探っていくしかありません。

特に噛み合わせの問題となると、最初の診断を間違えてしまうことで治療が難しくなり、長引いてしまいます。「異常が起きたのはいつから?」などと聞くことがとても大事なのです。

このようにしっかりと問診を行った上での診断がされている患者さんとされていない患者さんとでは、治療効果に天と地の差があります。ですから私は、患者さんのお話をしっかり聞き、きちんと原因を追求し、説明することを大切にしています。

最新機器がたくさんありますね
いつの間にかほとんど揃いました平成元年に開業し、当初から必要な機器を買っていたら、いつの間にかほとんど揃いました。ここは線路が近くて揺れるため、マイクロスコープだけは置いていません。必要な患者さんには、ほかの医院を紹介しています。

もちろん、院内感染症対策も徹底しています。治療に使う水は、唯一インフルエンザに効くと言われている「次塩素酸水」。お口をゆすぐ水としても使用しています。滅菌器もヨーロッパの最新機器を使い、治療に使う器具類はすべて滅菌します。さらに、歯を削る際にばい菌が飛び散らないように、それを吸い取る機器も導入しています。当院は、院内設備や院内環境にとても気を使っていますから、これからも必要だと思う機器などがあれば増えていくと思います(笑)。

先生が考える歯科治療とは何でしょうか?
歯科治療は医療サービスだと思います歯科治療は医療サービスだと思います。患者さんの要求に対して、その要求を改善するための技術を提供し、患者さんが納得すれば利益を得られます。患者さんの要求は「自分の健康を何とかしてほしい」ということ。その原因を取り除いてあげれば、そのほかのことは必要ないと思います。

患者さんは字の如く『心』に『串』が刺さっている状態ですから、その串をピッと取ることが大事なのだと思います。

また「ホワイトニングや審美歯科は歯科治療ではない」と言っている人もいますが、その患者さんが気兼ねなく口を開け、歯を見せてたくさん笑えるようになれば、それも立派な治療だと思います。私はこれからもサービス業として、多くの方のお悩みを解決できる医師でありたいと思いますね。

読者にメッセージをお願いします
よい治療を受けるためには、医者選びが重要よい治療を受けるためには、医者選びが重要だと思います。いかによい先生に出会えるかが問題です。人の出会いがうまくいくかは、自分が真っ当に生きているかどうか。たとえば、歩きスマホはしない、人に迷惑をかけない、ということですね。

また私は「ラッキーと思ったときはアンラッキーと思え」と言っています。自分の心に恥じて行動すると、将来絶対に自分に返ってきます。人に迷惑をかけず、人に尽くす。医者との相性はありますが、よい先生に出会えるかは日頃の行いだと思います。ですからみなさん、よい縁を得られるように善行をしましょう(笑)!

院長プロフィール笠茂享久院長<経歴>
1956年 北海道生まれ

1981年 日本大学歯学部 卒業

1985年 日本大学歯学部大学院卒業 博士号取得

1989年 笠茂歯科医院 開院

1998年 生体構造調律研究所 開設

<著書>
歯医者さんが書いた「歯とカラダの本」 オークラ出版
「歯はいのち!」 文藝春秋
「歯はいのち!」の文庫版 文春文庫
「アポロニア21」月刊歯科雑誌で
 咬合力学をテーマに42回(3年6ヶ月)連載

笠茂歯科医院 基本情報

住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-5-3
電話番号 03-3355-3987
アクセス JR中央線 千駄ヶ谷駅・代々木駅より徒歩7分
地下鉄副都心線 北参道駅より徒歩5分
診療科目 虫歯治療・歯周病治療・予防歯科・審美歯科・顎関節症・噛み合わせ・入れ歯
診療時間 10:00~13:00/14:30~19:00
休診日 土曜、日曜、祝祭日

患者さんの声(口コミ・評判):4件評価:★★★★☆(5段階中4)/女性
口が開かず、大好きなハンバーガーを食べられなくなったのでお世話になりました。ブラッシング指導と口腔内のマッサージ、左足の中指根元両脇のマッサージのみの治療でしたが、治療後にはウソのように口が大きく開くようになりました。これからハンバーガーを食べるのが楽しみです。ありがとうございました。

評価:★★★★★(5段階中5)/女性
「足の中指もみ」などのマッサージを続けるうちに、体がみるみる健康になっていきました。長年の悪い癖だった猫背が治り、顔の左右のバランスも整い、ほうれい線も浅くなっていきました。足指をもむようになってから私の体は、現状維持どころか若返ってきています。こんなにすばらしい方法を教えてくれた笠茂先生には感謝の思いでいっぱいです。

評価:★★★★☆(5段階中4)/女性
足の中指もみでびっくりするほど小顔になりました!首や腰の痛みも改善し、慢性鼻炎まで良くなりました。


評価:★★★★☆(5段階中4)/女性
30年来の肩こりから開放されました。体のゆがみも取れ、足の中指もみの効果を実感しました。足のつけ根が硬くなっているときは、調子が悪い証拠というふうに体調を判断できるようになったこともよかったと思っています。

丸山矯正歯科 丸山 浩二院長 (恵比寿) インタビュー

「恵比寿で最も歴史のある矯正歯科となった理由を探る」 丸山矯正歯科 丸山 浩二院長
恵比寿駅から徒歩8分ほどの丸山矯正歯科。2015年で開業23年目を迎える。今では恵比寿で最も歴史のある矯正歯科だが、院内に入ればきれいで落ち着いた内装に、受付の方は笑顔で迎え入れてくれる親しみやすさを感じる医院。

「スタッフがいなければボクは何もできないですから」と言葉を噛み締めながら謙遜する丸山先生は、やさしい笑顔が印象的。そんな丸山先生に、恵比寿で最も歴史のある矯正歯科となった秘訣をお話ししていただいた。

丸山 浩二院長インタビュー患者さんにはわかる言葉でていねいに説明をしていますライバルも多い恵比寿という地で長年続けてこられた秘訣がある中で、患者さんに対して特に気を付けていることを教えてください
「こんなのは当たり前でしょ」という感覚はいけないということ。これは患者さんから学びました。

ある患者さんで、上の歯に装置をつけていて今度は下の歯にも装置をつけることになりました。そこで私が「今度は下の歯にもつけますね」と言ったところ、その方は「え?何をつけるんですか?」と言われたのです。そのときにハッとしました。

今までは「つけると言ったら"装置"に決まっているだろう」そう思っていましたが、患者さんにとってはわからないことだらけ。歯科医師の自分にとっては当たり前のことでも、患者さんにはそうではないことを実感しました。そのため、患者さんにはわかる言葉でていねいに説明をしています。

具体的にはどのような説明をするのですか?
矯正装置をつけると、かなりのストレスとなります矯正装置をつけると、お口の中の環境が大きく変化します。たとえば、試験直前に装置をつけるとかなりのストレスとなります。これも踏まえて、夏休み中に装置をつけ、新学期が始まった頃にはある程度慣れた状態で通学を開始できる。そのようなことまでしっかり説明した上で治療を進めていきます。

また、何か新しいことを始めるときは、患者さんに選んでもらわなければなりません。その選択肢を増やすために、十分な説明は欠かすことができません。常にそう考えていますが、まだまだ説明が足りなかったと反省することもあります。

医療では信頼関係が重要視されますが、丸山先生はどのような点に配慮していますか?
治療以外の話もするようにしていますそうですね。矯正治療は患者さんと長くお付き合いするため、通うのが億劫になってはいけないと思っています。そのために、治療以外の話もするようにしています。そのおかげなのか、信頼関係が構築できてくると「先生、僕、このあと合コンなんですよ」なんて患者さんもいらっしゃいます(笑)。

ほかに、子どもの歯型採り(印象)もすべて私自身が行います。特に子どもは「苦しい」「痛い」といった体験をすると「歯医者=行きたくない」と思ってしまいます。そのような経験をさせないためにも、細心の注意を払って私自身が責任を持って行いますし、治療以外の話も積極的にするようにします。スポーツや新幹線の話などにも精通しなければならず、情報収集は欠かせません(笑)。

「痛い」「苦しい」といった経験をさせないために必要な技術の勉強方法について教えてください
よく勉強会に参加しています。歯科医師として、どのような症例にも真摯に向き合い「この症例は治らなくても仕方ないと」いう考えはあってはならない。そのために、新しい技術を日々柔軟に取り入れることも必要だと思っています。

開業して20年以上となると、地域の患者さんが多いのでしょうか?
埼玉の熊谷や大宮、福島から来る患者さんもいます恵比寿から来る患者さんは比較的少ないです。場所柄かもしれませんが、電車で通院される方が多いですね。埼玉の熊谷や大宮、少し前は福島から来る患者さんもいらっしゃいました。

見方を変え、月に1回矯正治療を理由に東京観光ができると思えば、恵比寿という土地はよい付加価値なのかもしれません。それにしても、遠方から通っていただけることは非常にうれしいことです。

長年続く先生のもとでは、スタッフさんとの関係で何か気を付けていることはありますか?
私は、本当にスタッフに恵まれていると思っています。スタッフがいなければ、私は何もできないですから。週末の診療では、お昼ご飯をスタッフ全員にご馳走するなど、気を使っているつもりです。今後もこういった関係を続けていきたいと思っています。

記者まとめ:23年以上この地で治療を続けてきた秘訣23年以上この地で治療を続けてきた秘訣今回の取材をとおして、恵比寿という歯科医院が多い地で23年以上もの間、矯正歯科として治療を続けてきた秘訣は、丸山先生の人柄に加え、日々進歩のために勉強を怠らない真摯な姿勢だということを強く感じた。

「歯科医師として、どんな症例にも真摯に向き合い、この症例は治らなくても仕方ないという考えはあってはならない」その言葉に胸を打たれた。

「ほかに行ってもだめだったけれど、丸山先生のところで治ったよ。そう言われたいじゃないですか。」やさしい笑顔でそうおっしゃる先生。勉強会に積極的に参加され、日々進化する治療法も柔軟に取り入れる姿勢。これこそが歯科医師のあるべき姿だと強く感じた先生だった。

院長プロフィール丸山 浩二院長<経歴>
1960年 東京に生まれる

1985年 日本歯科大学卒業
      日本歯科大学矯正学教室助手となり、 矯正専門に臨床を学ぶ

1993年 日本歯科大学矯正学教室退職
      恵比寿に恵比寿丸山矯正歯科開設

<所属学会>
日本矯正歯科学会(適格)
東京矯正歯科学会
甲北信越矯正歯科学会
日本歯科医師会
東京都歯科医師会
渋谷区歯科医師会

丸山矯正歯科 基本情報

住所 東京都渋谷区恵比寿4-23-8 甲賀ビル201
電話番号 03-5448-1418
0120-441-418
アクセス JR山手線、JR埼京線:恵比寿駅 東口
東京メトロ日比谷線:恵比寿駅 1番出口
JR山手線:目黒駅 西口
東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線、東急目黒線:目黒駅 中央口
診療科目 矯正歯科
診療時間 10:00~12:30/14:00~19:00
休診日 月曜、日曜、祝祭日

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医療法人社団崇敬会 辻デンタルクリニック 辻 敦之院長 (渋谷) インタビュー

「選択肢を増やすのも歯科医師の仕事 患者さんの「納得した治療」ができる秘訣とは」 辻デンタルクリニック 辻敦之院長
道玄坂を登り切った場所に位置する医院を構える『辻デンタルクリニック』。
「治療だけでなく、患者さんの選択肢を増やすことも歯科医師の大きな仕事です。」そう語る院長の辻先生は、患者さんを第一に考える優しい笑顔が印象的なドクターだ。

地域に密着し今年で開業8年目を迎えるという院内は清潔感に溢れ、笑顔のスタッフが出迎えてくれるので誰でも安心して通うことができる。

地域の患者さんを支えるクリニックとして、『どのようなスタンスで診療しているのか。』『ノンメタル治療とはどういったものなのか。』などたくさんのお話をお聞きした。

辻 敦之院長インタビュー歯科医師になったキッカケ歯科医師になったキッカケを教えてください。
もともと私の家系は、親戚も含め、医師・歯科医師・薬剤師など医療系の一家でした。特に後を継いでくれということはありませんでしたが、物心つく頃には「自分も医療系に進むんだろうな」と思っていました。

なぜこの地で開業しようと思ったのですか?
開業前は池袋の歯科医院に勤めていて、その頃から「開業するなら23区内に」と思っていました。さらに言えば、23区内でも特に有名な地で開業したかったんです。と言うのも、私は大阪出身ですので「大阪の知り合いにもわかる場所がよかった」という気持ちがあったからです。開業地を探しているときにこの場所が出てきて、渋谷ならよいだろうと思って開業を決めました。

開業されて何年目でしょうか。ここまで支持されてきた秘訣を教えてください。
開業してから今年で8年目開業してから今年で8年目です。秘訣と言っても、あまり自信がないので特にそういったものはない気がします(笑)。「明日には患者さんが来なくなるかもしれない」と思っているぐらいですから。

強いて言うなら『患者さんの話をよく聞く』ようにしています。それに、とことん説明します。必要があれば、説明を聞くためだけに来院することがあってもよいと考えています。たとえ「インプラントがいい!」という患者さんでも、保険診療の説明をしますし、インプラント以外の自費診療の説明もします。患者さんには、たくさんの選択肢の中から納得したものを選んでほしいんです。

そのため、セカンドオピニオンもするべきだと思います。当院の意見だけでなく、ほかの医院でも意見を聞いた上で、患者さんが納得できる場所で治療をしてほしいからです。その上で、当院に治療を任せてもらえるなら、そのときはもちろん全力で治療します、というスタンスで診療しています。

そうなると1人の患者さんにかなりの時間をかけることになりませんか?
説明は必要だと思っていますそういう場合もあります。その結果、ほかの患者さんを待たせてしまうこともありますが、それでも説明は必要だと思っています。「ほかの患者さんがいるので」と説明を切り上げてしまっては「待たないというメリット」はあっても「納得した治療のメリット」は得られないと思っています。

患者さんには納得した治療を受けてほしいので、患者さんの話をしっかり聞いたうえで、必要なことは時間を使ってでも説明するようにしています。

先生が行っているノンメタル治療とはどういったものなのでしょうか?
院内今までの保険診療では、基本的に金属を使用して治療します。ここで使用する金属は「合金」と呼ばれるもので、さまざまな物質が含まれています。10円玉などの硬貨を思い浮かべるとわかりやすいかと思いますが、金属は鋳造されたときからイオン化によってサビ始めます。

保険診療の被せ物などは土台にそういった金属を使用しているため、極端な話で言えば、10円玉をずっと舐め続けているようなものです。しかもいろいろなものを食べるため、お口の中は酸性になったりアルカリ性になったり、金属にとってはかなり過酷な環境と言わざるを得ません。長年そういった環境にさらされた金属はサビて溶け出し、健康に害を及ぼす場合があります。私自身、自分が治療するなら金属は入れたくないと思って、ノンメタル治療を行っています。

そういったことも患者さんに説明されるんですね。
保険診療を希望する患者さんにもメリット・デメリットを理解した上で選択してほしいはい。保険診療を希望する患者さんにもメリット・デメリットを理解した上で選択してほしいので、この説明はします。誤解のないように言うと、自費診療にもデメリットはありますし、保険診療が悪いというわけではありません。審美性や機能を追求するのであればもちろん自費診療ですが、コスト面がデメリットと言えます。一方で「噛めるようになる」という機能面の回復とコスト面で考えれば、保険診療が最高のものと言えるでしょう。

これは師匠からの受け売りなんですが「患者さんが保険診療にするか自費診療にするかをこちら(医師)が決めてはいけない」ということを胸に診療しています。これは、値段にフォーカスするから「あの患者さんは自費になりそうもない」と思ってしまうことであって、本来の自費診療は値段以外のメリットがあるからこそ成立しているのです。それを患者さんにしっかり提示した上で、患者さんに選択してもらうのが正しい形だと思います。

「どうしてもこの症例にはこの治療や素材がよい」という場合には多少自費の素材を勧める場合もありますが、説明した上で患者さんが保険を希望するときには、患者さんの意見を尊重し、可能な限り保険で治療をしています。

ノンメタル治療をやろうと思ったキッカケは?
もともとは勤務医時代の師匠の教えもともとは勤務医時代の師匠の教えです。ノンメタル治療を知って勉強するようになり、学会の発足から関わっていました。今では評議員という立場です。発起人でもなく、たまたま初期メンバーだったというだけですが(笑)。勤務医時代は師匠に言われるがまま勉強していましたが、学会などでほかの医師と関わったり研究を聞いたりしていくと「教えは間違っていないんだな」と改めて感じ、今でもノンメタル治療を掲げて診療しています。

先生の診療ポリシーを教えてください。
歯科医師に治療技術があるのは当たり前です。「神の手」しかできない治療はさておき、ほかの人でもできる治療、やった方が確実によくなることがわかっている治療、それは確実にできなければなりません。「やらない」と「できない」では大きな差があります。そういった避けられない治療のためには医院を1日閉めてでも研修をやるべきだと思っています。また、技術はもちろんですが、患者さんの話をしっかり聞き、選択肢を増やすための知識を患者さんにしっかりと伝えるのも歯科医師の大きな仕事だと思っています。

選択肢を増やすための知識を患者さんにしっかりと伝える

私の知り合いの先生でめちゃくちゃ患者さんが来ている先生を知っています。「自分とは何が違うのか」と考えてみると、その先生は患者さんの話を本当によく聞いているんです。もう私なんかは「全然短いね」と言われてしまうくらいです。私も、どんな人であれ、どんな状況であれ、きちんと話を聞いて説明することが大事だと思っています。

歯科医師としてのやりがいを感じるのはどんなときですか?
引越しをしても通院してくれる方がいます駆け出し時代にはできなかった治療ができるようになった頃、歯がボロボロで「最近の食事はプリンと豆腐とババロアの3種類のローテーションなんです」という、食事もまともにできなかった患者さんを治療したことがありました。数年経ってその患者さんがまた来院してくれたときはうれしかったですね。ほかにも、開業当初からの患者さんで、引越しをしても通院してくれる方がおり、そのときも歯科医師としての喜びを感じました。

しかも、歯科医師は治療をしてお金をもらう側なのに、患者さんから「ありがとう」と感謝されます。普通はお金をもらう側が「ありがとう」と感謝しますよね。人様に喜んでもらえるようなことをして生活できる。そんなところにも歯科医師としてのやりがいを感じます。

患者さんは地域の方が多いのでしょうか。それとも遠方からの方が多いですか?
アメリカに住んでいる日本人の方で、通院してくれている患者さんもいらっしゃいます。その患者さんもリップサービスで「先生に会いに帰ってきているんやで(笑)」なんて言ってくれます。リップサービスとわかっていてもうれしくなりますね。
基本的にはこの近隣の方がいらっしゃいます。渋谷よりも、特に神泉寄りは住宅街ですので、そちらから来る方が多いです。

先生の今後の展望をお教えください。
今後も地域医療に貢献していきたい私は地域医療が楽しいと感じますので、そこをずっと担っていきたいと思っています。そのためにも「患者さんの話をきちんと聞く」というスタンスは続けていきたいです。

誰しも「聞いているようで、聞いていない」となりがちです。私自身もそうですが、スタッフにも徹底し、今後も地域医療に貢献していきたいと考えています。

院長プロフィール辻敦之院長<経歴>
2004年3月 奥羽大学歯学部 卒業

2004年4月 奥羽大学歯学部 補綴学第二講座 入局

2005年4月 島本歯科診療室 勤務

2008年5月 辻デンタルクリニック 開院

<所属学会>
日本顎咬合学会 認定医
日本補綴歯科学会 会員
メタルフリー歯科臨床学会 認定医及び評議員

辻デンタルクリニック アクセスマップ

住所 東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V-1F
電話番号 03-6272-3946(サンキューシロイハ)
診療科目 一般歯科・歯周病科・口腔外科・インプラント科・審美歯科・予防歯科
診療時間 10:00~13:00/14:30~21:00(土曜は19時まで)
休診日 日曜日・祝日
アクセス 神泉駅より徒歩3分
東京メトロ 2番出口より徒歩5分

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代々木上原駅前矯正歯科 國母 英一院長 (代々木上原) インタビュー

「一人だからこそできる治療 地域のアットホームな医院に迫る」 代々木上原駅前矯正歯科 國母 英一院長
代々木上原駅前矯正歯科は、小田急小田原線と東京メトロ千代田線が乗り入れる、利便性豊かな代々木上原駅の目の前に位置している。ユニットは1台のみで、ほかの患者さんとバッティングすることのないよう配慮された医院だ。取材日にはクリスマスツリーが飾られていた。院長自ら季節に合わせて装飾を変えているそうで、アットホームな医院として親しまれている。

朝早くから診療をしており、出勤前に寄ることもできる。多くの患者さんが来院できるよう診療時間を長くしているという國母先生は、患者さんを第一に考えた姿勢が随所に伺える。そんな國母先生に、思い出深いエピソードや噛み合わせに関する興味深いお話を伺った。

國母 英一院長 インタビューきっかけは、大学の卒業テストの時期なぜ矯正歯科医になろうと思ったのですか?
きっかけは、大学の卒業テストの時期でした。卒業テストに向けて補綴や口腔外科など色々な科を経験し、課題を提出するんです。たまたま私が担当した患者さんは「すきっ歯」の患者さんで、テストの課題としてその補綴物を作ることとなりました。

すきっ歯でしたから、隙間を埋めて見た目もよくなるよう製作して補綴物を提出しました。その結果、驚くことに、担当の指導医にその埋めた部分をバッサリと切り落とされて「これでいいんだ」と言われたんです。

そのときに「じゃあ、もとの歯を動かせばいいんじゃないか」と考えました。それならば歯並びを治す勉強をしてみようかと思い、矯正を選びました。今は『矯正をすることによって、患者さんがよりよい人生を歩んでいってほしい』と思って治療にあたっています。

院内お一人で診療されているとのことですが、1日の患者さんは何人ぐらいですか?
そんなに多くの方を診ることはできませんね。過去には、朝から晩まで頑張って20人くらい診たこともありました。人数を多く診たのは、ワイヤーのチェックや取り外し装置のチェックなど、治療が軌道に乗っている患者さんが多いときです。逆に、新たに矯正装置を装着するなど時間がかかる方ですと、人数を多く診ることは難しいです。

当院の診療時間が長いのは、多くの患者さんにいらしてほしいから。朝は7時から診療しているため、出勤前に立ち寄る方も多いです。あとは、学校終わりの夕方の時間が多いですね。どうしても混み合う時間帯がありますが、ユニットは1台しかありません。患者さんを分散させるためにも、診療時間を長くしてニーズに合わせるよう頑張っています。

学校終わりの患者さんも多いとなると、近隣の方が多いのでしょうか?
近隣というよりも、駅が近いですから、自宅から離れても通ってくださる方が結構います。子どもの患者さんが多く、1人で電車を乗り継いで来る子もいます。自宅から距離があっても、塾へ行くのと同じ感覚で来院する子が多いのだと思います。

あとは、乗り換えのついでにいらっしゃる方もいます。代々木上原駅は乗り入れがあり、アクセスしやすいようで助かっています。駅の目の前ですから、多少の雨なら傘なしでも濡れずに来れますよ(笑)。

親子二代で通ってくださる患者さんがいます印象深い患者さんとのエピソードはありますか?
ここで開院して10年経ちますが、親子二代で通ってくださる患者さんがいます。神奈川の遠くから来る患者さんなのですが、そのお母さんは若年性の歯周病で、治療で苦労をされた方でした。そのため、子どもには同じ思いをさせたくないとお子さんを連れてきました。

話を聞いてみたら、以前そのお母さんに「子どもが生まれたら何歳から矯正すればいいですか?」と聞かれて、私が「3歳になったら連れてきて」と言ったから連れて来た、と言うんです。

正直、私は3歳と言ったのはあまり覚えていませんでした。それを覚えていて、本当に連れてきてくれたことに感動しました。それだけしっかりしたお母さんが患者さんでよかったと思います。

3歳というのはどういった理由があるのでしょうか?
不正咬合は、乳歯列が完成した段階である程度わかってきます。唇の強さや舌の癖、呼吸、唾液の飲み込み方などから歯並びが悪くなってきます。歯並びだけでなく、癖の問題があるかどうかも3歳くらいになるとある程度わかるようになります。

また、乳歯列の時期からしっかり通院することで、虫歯などのチェックや予防処置もしながら歯列を守っていくことができます。これも矯正の役目であると思っています。矯正とは、歯だけでなく、一口腔単位で考えるもの。『なってほしい形』に誘導していくのは簡単ですが、虫歯や歯周病など『なってほしくない』要素を取り除いていくことも重要だと思います。

成人矯正と小児矯正、どちらが難しいのでしょうか?
どちらが難しいということはありません。私の師匠は「早期に治療を始めれば顔はあなたの考えに適合してくれる、治療が遅れるとあなたの考えを体に合わせよ」とおっしゃっています。

受付子どもは成長を利用できるというメリットがありますが、大人の場合は成長が終わっているため、その顔に合った歯並びを作らなくてはなりません。成長があれば顔を治すことができますが、その段階でよい方向に誘導していくことと悪くならないようにするという両方が必要です。

矯正治療において機能不全の問題は非常に大きく、後戻りは避けては通れない道です。後戻りをしてしまう一番の問題は、呼吸と嚥下。ここが安定しなければ、せっかく矯正治療をしても後戻りしてしまいます。

そのため私は、一番大事な呼吸と嚥下も指導しています。嚥下の問題が特に大きいウェイトを占めている症例に関しては「今日は舌の訓練の日」と、舌の訓練だけで来てもらうこともあります。そうすることによって『この訓練は矯正治療においてとても大切』ということをわかっていただきたいんです。

機能不全とは具体的にどういったことですか?
機能不全の代表的なものは口呼吸です機能不全の代表的なものは口呼吸です。口で息をすると姿勢が変わります。たとえば鼻詰まりのとき、背筋を伸ばすと息苦しさを感じるため、猫背になることで呼吸を楽にします。そうするとオトガイ筋が引っ張られて顔は面長となり、顎は発育せずにどんどん下に向かって成長していき、出っ歯となってしまいます。さらに、姿勢が崩れることによって舌が歯と歯の隙間に入る癖ができて習癖となってしまいます。

姿勢・習癖・筋肉・嚥下、これはサイクルで、1つでも狂うとすべて狂ってしまいます。そのため、単純なアレルギー性鼻炎なども歯並びに影響を及ぼします。歯だけでなく、歯科医師としてそういったことも診ていくのが仕事だと思います。

開業された理由を教えてください
長いこと下北沢に住んでおり、下北沢近辺で開業したいな、と頭にありました。たまたま代々木上原の物件が空いたとの連絡があり、見た所がここでした。もともと「開業するときは、1つの予約枠に患者さんは1人だけ」という治療がしたかったので、ユニットを何台も置くつもりはありませんでした。

ここはそんなに広くはありませんが、ユニット1台で自分の理想とする治療ができるのではないかと思って決めました。

診察室医療機器

どういう歯科医院がよいのか、歯科医院を選ぶポイントを教えてください
やはり診断でしょうね。診断がしっかりしているかどうかだと思います。たとえば口腔内写真にしても、横を取っている人は多いですが正面を取っている人は少ないです。

私は、患者さん一人ひとりに対して治療目標を作っています。その方が治療後にどういう顔になるのかを計算し、そのためにどのくらい歯を動かすのかまで計算して出しています。ただ、数値のままだと患者さんがわかりにくいため、計算して出したものを最終的に絵にして表現しています。

さらに当院では、患者さんに今の治療がどういう状況かを書いたものを紙でお渡ししています。目で見てわかれば、患者さんの励みになるのではないかと思っているからです。正直なところ結構手間がかかりますが、その治療目標を見れば「少し治療が遅れているな」「このケースだとここが注意事項だ」ということがすぐにわかるため、これからもずっと続けていきたいですね。

院長プロフィール國母英一院長<経歴>
1988年 神奈川歯科大学卒業
1988年 東京歯科大学矯正科勤務
1993年 都内矯正歯科医院勤務
2006年 代々木上原駅前矯正歯科開院

<所属・資格>
渋谷区歯科医師会会員
医療管理委員
日本矯正学会会員
東京矯正学会会員
Biopogressive Study Club 学術担当理事
Gujino コース フィロソフィーコース インストラクター

代々木上原駅前矯正歯科 基本情報

住所 東京都渋谷区西原3-11-6 杉本ビル2F
アクセス 東京メトロ千代田線、小田急線 代々木上原駅 徒歩0分
電話番号 03-5452-1184
診療科目 目立たない装置(透明な装置、裏側矯正、舌側矯正、マウスピース矯正)
予防矯正・成人矯正・小児矯正・インプラント矯正
診療時間 7:00~20:00(日曜祝祭日は16時まで)
休診日 月曜日

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2016年1月 5日

インターネットの普及

インターネットの普及インターネットの普及により、昨今、病院やクリニックを探す際、インターネットで検索する人がかなり増えてきました。もちろん「近所だから」「子どもの頃からかかっている」「家族のかかりつけ」といったところへ通う方が多いと思われます。しかし日頃とは異なる症状が発現したときには、やはり「どこの病院へ行くべきか」を考えます。そのときに手早く探せるのがインターネットです。

あなたは、診療科目、立地(行きやすさ)、診療時間などの情報だけで病院を決めますか?

少ない情報で訪れた場合、下記のような不満の声も挙がるでしょう。
・担当の先生がいなかった
・待たされた
・一方的に先生が話すだけで聞きたいことが聞けなかった
・先生は目も合わせてくれなかった
・説明が十分でなく、不安が解消されなかった

山田光胤記念漢方内科 渋谷診療所 山田 博一所長 (渋谷 道玄坂) インタビュー

「日本でも数少ない漢方専門医。漢方治療にかける想い」山田光胤記念漢方内科 渋谷診療所 山田 博一所長

渋谷の道玄坂に医院を構える漢方専門医の山田博一先生。医院は、日本で最初の「保険適用の漢方専門診療所」として30年以上もの歴史があり、今ではここを巣立って行った門下生が全国で活躍している。幼い頃から漢方の話を聞きながら育ったという山田先生は、自然と漢方の道に進み、今ではドクター歴35年以上のキャリアを持つ。

一口に漢方と言っても「患者さんそれぞれに合わせた配合と処方が大事」と語る山田先生。そんな長年のキャリアを持つ山田先生に、漢方治療についてお話を伺った。

山田 博一所長インタビュードクターになるまで、そして漢方を扱うに至った経緯「漢方」を専門に扱うドクターは少ないと思うのですが、先生がドクターになるまで、そして漢方を扱うに至った経緯をお教えください
もともとは、父の後を継ぐために医師になりました。父は幼少期の頃に大病をして命を落としかけたとき、母方の祖父で昭和漢方の祖といわれる「大塚敬節」に命を救われたそうです。大学の医学部を卒業し、祖父に師事して漢方を学びました。

漢方医学の原本となるものは、今から約2000年前に記されたものです。2000年前と聞くと、情報が古いというイメージがあるかもしれません。しかしそんなことはありません。先人たちの知恵が集約されており「どの薬をどうやって使うのか」「間違って処方した場合はどうなるのか」など、ありとあらゆることが記されています。

『患者さんを治療できる医療』をしたくて漢方の道に進みました私が物心ついた頃から、祖父と父はずっと漢方の話をしていたのを覚えています。大学の医学部に入り、たくさんの講義を受講しましたが「大変難しい病気の診断方法は教えてくれるけれど、治療の方法は教えてくれない」と感じました。

たとえば風邪に対する治療は、咳止めや解熱剤など症状を緩和する治療薬のみで、風邪自体を治す「風邪薬」はないのが現状です。私が子どもの頃から聞いていた、父と祖父の漢方の話は、診断ではなく「患者さん」を、そして「病気」を治す話でした。そこで『患者さんを治療できる医療』をしたくて漢方の道に進みました。もともと漢方をやろうと思っていたのですが、薬理学、内科学など、近代医学の基礎を学んだ上で、漢方の診療を始めました。

見学に来る先生方もいらっしゃるとの記事を拝見しましたが、漢方の勉強方法はどういったものなのでしょうか?
漢方の勉強方法漢方を本格的に勉強しようとすると、師匠の元について学ぶのが近道です。もちろん漢方は学問ですが「術」が重要な部分を占めます。その術を身につけるためには、師匠に師事して実地で学ばなければなかなか難しいのです。また、漢方には多くの書物があり、その「幹と枝葉」を見分ける必要があります。

私が父に師事し始めた頃、父は患者さんのお腹に手を当てて、少しさすっただけで「胃がここまで下がっている(胃下垂)」とか「心臓が大きい(心肥大、手を当てれば心臓の大きさがわかる)」などと言うわけです。私も同じように行ってみましたが、最初はさっぱりわかりませんでした(笑)。でも、経験を積むうちに段々とわかるようになるんです。本を読むだけではわからないこともたくさんありますから、そういったことを現場で師匠について勉強することが大切です。

お父様の時代からですと、現在で開業何年目になるのでしょうか?
父が自宅で開業したのが昭和30年。この渋谷診療所は、漢方医を育てるためと、当時保険適用となった漢方エキス製剤が実際に有効なのかを確認するため、昭和56年に開設しました。

長年通われている患者さんも多いと思いますが、近隣の方なのでしょうか?
遠方からいらっしゃる方が多いですどちらかと言えば、遠方からいらっしゃる方が多いです。そのためか「風邪を引いちゃって、家で寝ていました」なんて患者さんもいらっしゃいます。本当はそのときにこそ来てほしいんですけどね(笑)。

青ヶ島から来ている患者さんもいましたが「今度は八丈島に引っ越して便利になりました!」なんておっしゃっていたことがありました。

まだまだ漢方について誤った知識を持っている患者さんも多いのではないでしょうか?
そうですね。我々漢方専門医はたくさんの漢方を扱いますが、一般に知られている疾患名とは別の治療目的で漢方を処方することがあります。というのも、近代病名だけに基づいて漢方治療を行うことが困難だからです。

インターネット等で疾患名と漢方処方を調べて来院され、いろいろと処方を提示される患者さんがいらっしゃいますが、ネットの知識だけで漢方医学的診断に基づく適応処方は選択できません。たとえば、耳鳴りや、気分を爽快にさせる薬の保険適応病名は「感冒」だけです。下痢に効く漢方なのに、保険病名には下痢が入っていない処方もあります。そのようなときは、薬の説明書きとは異なった目的で使っていることを患者さんに説明する必要があります。

待合室外観

漢方と西洋医学ではどういった違いがあるのでしょうか?
基本的に西洋医学は「この病気にはこの薬」というものが決まっています。一方漢方は、1つの症状に対して幅広い対処法があり、患者さんの体質や症状によって処方する漢方も異なります。弱い体質の患者さんに強い漢方を処方すれば、体調をさらに悪化させることもあるため、しっかりと見極める必要があります。

漢方と西洋医学ではどういった違いがあるのでしょうかたとえば、本人は困っているけれど病気ではない症状。病院でさまざまな検査をしても何も異常がない。検査で異常がなければ近代医学では対処のしようがなく「あなたは病気ではない」となります。しかし本人には症状があるのです。

漢方は、その症状に適応した処方を選択でき、また漢方医学的に症状の原因を考えて治療をすることができます。病院で「病気ではないから大丈夫」と言われても、患者さんは実際に困っている。そのようなときに対処できるのが漢方の特徴です。

風邪にも種類があるとのことですが
風邪の場合、風邪を引いてからの時期(病期)、患者さんの抵抗力の強さ、病気との闘病反応の強さを判断します。また風邪には、一般的に知られている葛根湯が効くようなタイプの風邪(陽証)と、熱があっても寒くて仕方なく熱感(熱っぽい感じ)がないタイプの風邪(陰証)があります。このタイプの判断を誤ると、薬はまったく効きません。最近では教科書どおりの典型的な病型の風邪が少なく、処方を決定するのが難しい症例も多くあります。ただの風邪、と思うかもしれませんが、実は"「陰」と「陽」を見極め、風邪をしっかり治療できるようになれば名医"と言われるほど難しく、重要なのです。

印象深い患者さんとのエピソードはありますか?
漢印象深い患者さんとのエピソード以前「体調が悪くてテレビを見るものつらい」というご高齢の女性を診察したことがありました。漢方を処方するとすぐに元気になり、自分で歩き回れるほど体調が回復しました。「元気になってよかったねぇ」と言うと「山から二里歩いて病院まで来たの。元気になって畑仕事を頑張りすぎたから、今度は腰が痛い」と。それを聞いて、うれしい半面、ちょっと心配になりましたね(笑)。

ほかにも、学校に行くのがストレスで、学校に行こうとすると体が緊張してしまって通学できないという高校生の女子がいました。心療内科と漢方の両方をやられている先生を紹介しようかと思ったのですが、まず漢方を処方したところ、すぐに回復して元気に通えるようになりました。漢方は精神的なものには向かない、というイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、実は気分を落ち着かせる漢方もあります。最近は精神神経科系の患者さんが多くなり、かなり効果を上げています。

所長プロフィール山田 博一所長<経歴>
1978年 東京医科大学卒業

<資格等>
山田光胤記念漢方内科渋谷診療所所長
皇風会山田医院副院長
日本東洋医学会認定 漢方専門医、指導医

山田光胤記念漢方内科 渋谷診療所 基本情報

住所 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル5号館 3階
電話番号 03-3464-6431
診療科目 漢方内科・内科・皮膚科・婦人科・小児科・消化器内科・呼吸器内科・循環器内科
診療時間 9:00~11:30/13:30~16:00(土曜は15:30まで)
休診日 日曜、祝祭日 ※初診は要予約
アクセス JR渋谷駅 2番出口より徒歩3分 / JR渋谷駅 ハチ公前改札より徒歩6分

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ドクターゲートとは

ドクターゲートとはドクターゲートは、前述した経験を持つ当社編集長が「どうすれば病院・クリニックと患者をうまくマッチングさせられるのか」と考えたことがきっかけで生まれました。まさに、病院・クリニックと患者さんの架け橋です。ドクターの実績、ドクターの魅力、ドクターの本音を正確に患者さんに伝える媒体でありたいという願いを込めています。

もちろん、看板を掲げていればどんな病院・クリニックでもよいということではありません。患者さんに「本当の名医」を見つけていただくため、取材後に社内で厳正な審査を行い、厳選した病院・クリニックだけを掲載しています。

『すべては患者さんのために正確な情報を発信する』

これがドクターゲートの理念です。

地域密着型

地域密着型ドクターゲートは地域密着型のポータルサイトです。それは、各地域において本当の実績や信念のある、信頼のおけるドクターをご紹介したいという一心から。飛行機や新幹線を乗り継いで遠いところまで足を運ばなくとも、その地域で「本当の名医」を見つけていただきたいのです。

先にインターネットの普及について述べましたが、病院の基本情報(所在地、診療時間、診療科目、電話番号)を掲載しているサイトは多々あります。そのほとんどが全国対応です。「全国くまなく探す」という目的であればこのようなサイトで構いません。しかし、その病院が地域密着かどうかというと、そのようなサイトで名医を見つけることは難しいかもしれません。

ドクターゲートは、掲載審査を経て厳選された病院・クリニックのみを掲載しており、ドクター自身に取材をしているため、その情報は信頼がおけるものです。また、ドクターの地域に対する愛着心などもお読みいただくことができ、その地域での貢献度は計りしれません。ぜひご自身の地域で、名医を見つけてください。

副編集長からの一言

ドクターゲート副編集長 小此木崇名医とは何だろう。「名医」を辞書で調べると「すぐれた医者。有名な医者。」と書いてある。これは、誰が、何をもって判断するのか。簡単そうで難しい問いだ。産まれたばかりの赤ちゃんから、子ども、学生、大人、高齢者、誰もがお世話になるのが病院・クリニック。世の中ですべての年代の人が同じように通うところは、不思議とここだけだろう。

体調に変化が現れたとき、どういう基準で病院・クリニックを探すのだろう。インターネットで検索をすれば、大概の情報は手に入る。しかしそれだけの情報で選んだ病院・クリニックに、自分の健康、ひいては大切な命までも託してよいものだろうか。

健康長寿の日本とはいえ、病気で悩んでいる方も多くおられるはず。そんな方々の一助となるべく、今回ドクターゲートの企画を進め、ポータルサイトを立ち上げた。先に述べた「名医」を探す手助けとなることを祈るばかりである。

ドクターゲート副編集長 小此木崇

2016年1月 4日

ドクターゲートの取材とは?

ドクターゲートの取材とは?真の名医を探し出すという志を持っているドクターゲートでは口下手でありながら技術は最高レベルという先生方の『想い』をも引き出します。

そしてその引き出した『想い』を分かりやすく、病院・クリニックを探している患者さん達に伝えていく、それがドクターゲート編集部の取材です。

たとえば治療理念。病院やクリニックには掲げられていますが、簡潔な表現であるため、患者目線では「なるほど」と思うだけかもしれません。

なぜその理念なのか。「こういう背景がある」「こういう出来事があって気づいたから」など、深いお話をお聞かせください。また「なぜその地で開業したのか」「新たな試み」「今の医療について物申す」など、ぜひ屈託のないお話を伺いたいと思います。

先生の想いを引き出すために、編集部からは患者目線の質問もいたします。第三者からの評価、第三者から見た情報は、自身による発信よりも情報の信憑性が高いという調査結果があるためです。「これこそ知りたかった内容!」とサイトを見た方が思われるような情報を、取材を通じて掲載していきます。

これらが、患者さんの病院・クリニック探しの情報となるのです。

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ドクターゲート掲載のメリット

ドクターゲートは著名な先生だけでなく、地元密着で真の名医の先生方を中心に掲載されております。取材した後、掲載されない割合は実に70%、厳しい掲載基準を設け、それをコツコツと続けた結果、いつかは「ドクターゲートに掲載されている先生なんだ!」を患者さまから言われることを目指しております。

その厳しい掲載基準が、ドクターゲートに掲載されるドクターのブランディングが向上につながっていくと考えております。

「ブランディング」には次のような意味があります。(出典:Wikipedia)
ブランディング(英: branding)とは、顧客の視点から発想し、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略のひとつ。 ブランドとして認知されていないものをブランドへと育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し活性・維持管理していくこと。またその手法。

このように、ブランディングは病院・クリニック・ドクターの存在意義を定義する部分であり、そこから価値を向上させていきます。病院・クリニック・ドクターの価値が向上すると、患者さんとの強い信頼関係を築くことが可能となります。その結果、病院・クリニックおよびドクター自身の価値を高めることにつながるのです。

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取材をご希望の方へドクターゲートではドクターゲート編集部が独自に収拾した情報や掲載医院からのご紹介を元に地域で貢献されている名医だけに絞って連絡をさせていただいております。

ただしドクターゲートには掲載基準があり、連絡を差し上げても、取材をした結果、掲載基準にあわずお断りをするケースが約70%もございます。

約70%が掲載されませんと弊社独自の情報やご紹介医院だけでは限界があり、自薦・他薦を問わず掲載希望の医療従事者様からの情報をお待ちしております。

問合せフォームよりご連絡をお願いいたします。編集部より折り返しご連絡いたします。なお、掲載は医療関係のみとさせていただいております。

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