ひのまる歯科 渡邊 学院長 (千駄木) インタビュー

患者さんの声(口コミ・評判):10件評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:不明 / 性別:女性
ひのまる歯科さんでは最初にかみ合わせの治療を行いました。それまでは他院でのかみ合わせ治療や矯正治療を続けてきたのですが、どうもスッキリとした口の開閉ができず、左右でのほほの筋肉?バランスの違いも気になってきました。(パタカラというもので口周りの筋トレ指導を受けましたが、効果はでませんでした。)
それが、こちらでは数回の治療で大きく左右均等に口を開けることができ、また、毎回かむ位置も正しい場所に安定してきたので良かったです。いつまで続くか分からないかみ合わせ治療から開放された思いです。ありがとうございました。

評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:不明 / 性別:女性
家族全員(特に夫)が食後に歯みがきを積極的にするようになりました。娘が歯みがきの前に「ピッピするー」(フロスのこと)と言って、鏡の前でフロスしている姿はかわいいです。私と娘は、おかげさまでむし歯もお口トラブルもゼロです!

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その人にとっての普通とは何か 患者さんの「なりたい自分」を叶える治療 ひのまる歯科 渡邊 学院長
千駄木駅から徒歩1分の好立地に医院を構えるひのまる歯科。「私は運とご縁で生きています!」と笑顔で語る渡邊学先生は、医学的根拠に基づいた顎関節症の治療も行っている。先生のユーモア溢れるお人柄や確かな技術力が評判となり、遠方から顎関節症でお悩みの患者さんが集まる。

「治療が終わったらどうなりたいのか?その方のゴールがわからなければ治療に進めない。」というポリシーのもと、常に最良の治療を提供している。そんな渡邊先生に、治療に対するこだわりや一次医療に対する考え方、顎関節症の治療について伺った。

渡邊 学院長インタビューひのまる歯科の名前の由来珍しいお名前のひのまる歯科、由来は何ですか?
あまりない名前ですから、患者さんにもよく聞かれます。この医院は東向きで、左右から太陽の光が入ってきてとても明るいんです。最初は「太陽が良いな」と思ったのですが、太陽がつく歯科医院は既に存在していますし、私の名前の「渡邊」や「学」もありきたり。

「どうしようか?」と考えなおしたとき「太陽ならひのまるはどうだ!」と思いつきました。すぐにインターネットで「ひのまる歯科」を調べてみたところ、なんとびっくり!どこにもない。それで「ひのまる」に決めました。「ひのまる」は日本の誰もが知っている単語。オリンピックやワールドカップがあるたびに、日本中が「ひのまる歯科」を応援してくれているんです(笑)。

つい最近新たに気付いたのですが、日の丸の国旗はまさに歯医者を表しています。日の丸の国旗は「白」と「赤」で構成されていますよね?それではお口の中の硬組織はどうでしょう?「歯の白」「健康な歯周組織の赤」です。そのためひのまるは「健康な歯」と「健康な歯周組織」をイメージしています。これからは「歯も歯ぐき(粘膜の部分)もすべて見ていますよ」という意味も付け加えていこうと思います(笑)。

院内の絵も温かみのあるイメージでとても素敵です
院内の絵はとてもこだわって飾っています。勤務医時代、開業する際には「患者さんと正面を向いてお話をしたい」「診療所の中に絵を飾りたい」という大きく2つの想いがありました。そのときはまだ「こういう絵」というのはなく、漠然と「絵を飾りたいな」と思っていました。

温かみのある院内の絵今の絵は、特定の画家さん3人にお願いして、ひのまる歯科オリジナルのものを描いていただいています。この画家さんとの出会いは「縁」でした。
自分の子どもと散歩したとき、偶然近くのギャラリーのオーナーと仲良くなり、その方に画家さんを紹介していただきました。ひのまる歯科のコンセプトを伝え「こういう絵がいいね」「待合室はこういう雰囲気にしよう」など、打ち合わせをしながら絵のイメージを固めていきました。

開業前は、図面と工事中の内装を見ていただいてイメージを共有しました。私のイメージとしては、診療所そのものが作品。絵が置いてある空間をプロデュースする感覚で絵を飾っています。飾られた絵は患者さんが毎回見るものですから、飽きないように半年に1回絵を入れ替えているんです。

診療室と待合室では絵の雰囲気が違いますね
治療中は、尖っている器具など見たくないものがたくさんあります。それらで恐怖を与えないよう、診療室には「トマト」「かぼす」「食事のあとの食器」など、具体的に「物をイメージできる絵」を飾っています。一方待合室は、さまざまな方が色々な想いを持って待つ場所ですので、具体的にイメージできるものでなく、抽象的な「なんとなく温かみのある絵」を飾っています。

患者さんはどのような方が多いのでしょうか?
最近は地元の方が半数以上です。あとは、ご縁のあった方やここでの治療スタイルと合う人たちと「治療しましょう」というスタンスです。当院では顎関節症の治療も積極的に行っており、顎関節症でお悩みの方が紹介や口コミで来院されます。その他の治療でもありがたいことに「いい先生だって聞いたから治療を受けたい」と言ってくださる方もいます。

治療で気をつけていることはありますか?
治療で気をつけていることとにかく患者さんとコミュニケーションを取ることです。初診時は、治療の前に必ず30分程度カウンセリングを行います。カウンセリングでは「今一番困っていること」、治療が終わったときに「どうなっていたいのか、どういう生活をしたいのか」をお聞きします。

ほとんどの方は「普通の生活がしたい」とおっしゃいます。この「普通」とは一体何を指しているのか?「普通」という価値観は人それぞれでまったく異なりますから、医師の価値観で決めてしまうと食い違いがおきてしまいます。そのため「あなたにとって普通の生活とはどういう生活ですか?」と必ずお聞きします。たとえば、具体的にどのようなものが食べたいのか。今それでお困りならば「私のできること、協力できることを一緒に考えましょう」という会話をしてから治療に進みます。

確かに「普通」はわかりませんね
先日来院された総入れ歯のおじいちゃんも「普通の生活がしたい」とおっしゃいました。「普通とは、たとえばどういうことですか?」と聞くと「母ちゃんが作る煮物を食べられるようにしてくれ」と。

普通の生活とはこのおじいちゃんにとっての「普通」は、奥さんが作る煮物を家族みんなで食べること。この「普通」という基準をどこに合わせるかで、治療の方針や内容が変わってきます。「どうなりたいのか」「どういう人生を歩んでいきたいのか」をきちんと確かめることが、治療をする上で一番重要だと思っています。

時には、患者さんが求めるゴールに対して、私ができることとできないことがあります。また私がしたくないことはしません。例えば「歯を磨くのが面倒だから全部抜いて総入れ歯にして」これは技術があってもしたくないですね。場合によっては当院ではなく、専門医の先生の治療を希望される場合もあります。
患者さんがベストな(普通の)生活を取り戻せるのであれば、その希望を叶えるため、私は頑張って先生を探します。紹介も私の仕事ですから、大学病院の先生や海外の専門医の資格をとられた先生を紹介することもできます。

虫歯の方も顎関節症の方でも同じ対応をされるのでしょうか?
もちろんです。それが私の「普通」です。患者さんによっては「治療後どうなりたいかを考えたことがない」という方もいますので、その日は応急処置のみ行い、「次回もう1回聞くから考えてきてね」とお伝えします。歯は削ったり抜いたりすると元には戻らないため、どうなりたいかもわからずに治療はできません。緊急時なら話は別ですが、時間的余裕があるのであれば、まずそこを整理してから納得のいく治療をご提供したいと考えています。

顎関節症に力を入れ始めたきっかけを教えてください
顎関節症に力を入れ始めたきっかけ開業する半年前に、尊敬する先生から咬み合わせ治療の教科書を紹介してもらったことがきっかけです。その本には「顎の関節の位置を基準に噛む位置を決めて被せ物や入れ歯をつくりましょう」という基準が書かれており、とても興味深い内容でした。

開業前で時間があったため、3か月間毎日少しずつ勉強を重ね、わからないところは本を紹介してくれた先生に聞き、知識を深めました。実際の患者さんを診るようになってからは、その本のとおりに1つずつ模型で確認し、教科書の通りに治療を行いました。

顎関節の治療は模型上で確認することが大事ですから、必ず初回に模型を製作します。模型上で診断も行い、最終的なゴールも示します。患者さんには、模型を用いてきちんと説明してから治療に進みます。

顎関節症は様々な要因で発症しますので、症例も多種多様です。不適切な噛みあわせが原因で顎の周りの筋肉に症状が出ているのであれば、処置の方法は明確で気持よく治すことができます。それ以外の要因で処置の方法が明確でないものに関しては、様々な方法でアプローチして検証を繰り返しながら治療を行っていきます。

噛み締めはストレスが原因ですか?
噛み締めはストレスが原因?ストレスが原因で「ぐっ」と噛み締めてしまうことには医学的根拠があります。しかし、ストレスを感じない人はいません。それが咬み合わせの治療でコントロールできる範囲なのか、コントロールできず生活に支障をきたしているかを分析することが重要です。
噛み締めるタイミングや要因は人それぞれ。カウンセリングで患者さんの生活環境などをお聞きし、まず何から治療すべきかを判断します。ストレスケアが先なのか、どこを治療するか、一番の治療方法を一緒に考えていきます。お口の中の治療を始める際には、本を使って「こういう教科書があって、このように治療すると、当たりが悪い部分や変な力が入ってしまう部分を解決できます」とお話ししています。

勉強熱心な印象ですが、休日はどのように過ごされていますか?
休日の過ごし方先日は知り合いの企画で子どもと一緒に千葉へ行き、BBQをしたり畑の手伝いをしたりしました。イベント事が好きで楽しく行っていますが、その中で治療の勉強も欠かしません。

当院の診療時間が9:30~17:30と短い理由は、診療後に勉強したり、勉強会へ行ったり、尊敬する先生と会ったりして、勉強のための時間を確保しているためです。10年前の医療と今の医療はまったく違います。10年後の医療も今とはがらりと変わると思いますので、現役でいる限りずっと勉強し続けなければなりません。

10年前は抜歯しか選択肢がなかった治療でも、今は歯を残す治療法ができています。自分が勉強不足なだけで、実は解決方法があった!なんてことは最悪ですし、なにより患者さんの選択肢を増やすことができなくなってしまいます。

渡邊先生が考える一次医療を教えてください
我々は一次医療なので「紹介する」ことはごくごく普通です。一次医療はまず患者さんが駆け込んでくるところで、そこから「あなたならこの先生」「あの先生」と紹介することも大事だと思います。

キレイに治ったというのも確かにうれしいです。でも私が院長としてのやりがいを感じるのは、患者さんの望む人生の中で、私がお手伝いできることがあれば一緒に歩み、一緒に頑張り、良くなった・考えが変わった等を一緒に感じていけるときです。こういうことは楽しく、歯科医師としてのやりがいを感じます。それが私の「普通」でもあります。

これから、この考えを若い先生たちに伝えていきたいと思っています。未来の先生に向けて「医療とはこういうものですよ」と伝え、こういう診療をしていくととっても楽しいし気持ちいいよ、と伝えていきたいです。

渡邊先生が考える一次医療渡邊先生が考える一次医療

院長プロフィール渡邊 学院長<経歴>
2007年 日本大学歯学部卒業
2008年 日本大学歯学部卒直後研修終了
2009年 埼玉県川口市の診療所に勤務
2014年 ひのまる歯科 開業

<所属学会>
日本歯科医師会会員
東京都歯科医師会会員
小石川歯科医師会会員

<講演・発表>
2015年 5月 スタディグループAMID主催の講演会で『咬合症』についての症例を発表
2016年 5月 歯科医療人向け総合情報サイト「WHITE CROSS」にて治療セミナー『中心位採得法(リーフゲージテクニック)について』公開

ひのまる歯科 基本情報

住所 東京都文京区千駄木3丁目31-12 ワコーレ千駄木ビル9F
電話番号 03-5809-0707
アクセス JR山手線 日暮里駅から徒歩8分
東京メトロ千代田線 千駄木駅から徒歩1分
診療科目 一般歯科・予防歯科・歯科検診・顎関節症・ホワイトニング
診療時間 9:00~12:30/13:30~17:30
休診日 木曜、日曜、祝日
ホームページ http://hinomarushika.com/
  患者さんの声(口コミ・評判):10件評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:不明 / 性別:女性 ひのまる歯科さんでは最初にかみ合わせの治療を行いました。それまでは他院でのかみ合わせ治療や矯正治療を続けてきたのですが、どうもスッキリとした口の開閉ができず、左右でのほほの筋肉?バランスの違いも気になってきました。(パタカラというもので口周りの筋トレ指導を受けましたが、効果はでませんでした。) それが、こちらでは数回の治療で大きく左右均等に口を開けることができ、また、毎回かむ位置も正しい場所に安定してきたので良かったです。いつまで続くか分からないかみ合わせ治療から開放された思いです。ありがとうございました。


評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:不明 / 性別:女性
家族全員(特に夫)が食後に歯みがきを積極的にするようになりました。娘が歯みがきの前に「ピッピするー」(フロスのこと)と言って、鏡の前でフロスしている姿はかわいいです。私と娘は、おかげさまでむし歯もお口トラブルもゼロです!

評価:★★★★☆(5段階4) / 年代:不明 / 性別:女性
アニメーションで再石灰化する時間が短いとむし歯になりやすいということを細かく説明してくれたのでお菓子やジュースを飲んだり食べたりする事がなくなりました。片道1時間かかるけど歯医者さんに来るのがとても楽しみになりました。

評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:不明 / 性別:女性
娘が小学一年生位までは定期的に歯医者に通っていたのですが、私の都合で夜の歯みがきや、歯医者に行かなくなってしまい、ある日学校からむし歯の治療の紙をもらってきたのですが、それでも頑固として行かず、そのまま毎日が過ぎてしまいました。そんなある日、娘とジャレていたら、娘のかかとが私の顎に当たり、大変なことになりました。たまたま歩いていたらひのまる歯科がやっていて診てもらえることになり、それから私は通うようになり、付き添いで一緒に来ていた娘も、ここの歯医者さんなら通うと言いだして見てもらうことになりました。娘の口の中は私が思っていた以上に大変なことになっていたのですが、娘は文句言わずに先生の言うことを守り、一時間かかって通っています。娘は先生は優しいけれど怒らずにこれは出来なくてもこれだけは頑張ってみようか?などおさえつける言い方ではなかったので通うことを決めたようです。むし歯になった事は申し訳ないと反省していますが、渡邊先生に出会えて私も娘も良かったです。

評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:20代 / 性別:女性
長年悩まされた顎の痛みが嘘のように消え、何の障害もなく大きく口が開くようになりました。他の歯医者さんでは痛み止めを出されて終了だったのですが、痛みが消えて、口が開くようになった時は本当に感動。先生もとても親身に話を聞いてくださったので、安心して相談できました。

評価:★★★★☆(5段階中4) / 年代:不明 / 性別:不明
自分の歯ぐきの状況をしっかり説明してもらったので「歯みがきをしっかりしないといけない」という気持ちの変化があった。歯みがきの指導もしてもらって、それも良かった。鏡を見ると実際に歯ぐきがひきしまっているのでその変化が分かるのも良い

評価:★★★★☆(5段階中4) / 年代:不明 / 性別:女性
すぐに治してくれました。説明がていねいで私でもよくわかった。楽しいです。歯を抜いたが痛くなかった。入れ歯の具合も良い。年をとって肉が落ちるので治してもらった。なんでも言うことを聞いてくれる。話しを良く聞いてくれる。

評価:★★★★☆(5段階中4) / 年代:不明 / 性別:男性
正しいハミガキの方法やなぜむし歯になるのかをを理解することができた。ハミガキを丁寧に行うようになり、歯が以前よりもきれいになった。

評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:不明 / 性別:女性
上下の顎のかみ合わせが悪く、正面から顔写真を撮った際に歪みがあるのが悩みでしたが、治療をしていただいて歪みがとれたのでとても嬉しいです。ありがとうございました。また、歯を健康に保つのが一番のむし歯や歯周病予防だという意識を教えていただき、日常生活の中で歯を大切にしようという気持ちが高まりました。高齢になっても自分の歯でいられるよう、まずは歯みがきからしっかりとしていきたいです。

評価:★★★★★(5段階中5) / 年代:不明 / 性別:不明
歯の磨き方を理論的に説明して教えていただいたので、効率よく気持ちよく磨けるようになりました。孫の歯磨きも一緒にチェック出来るようになり楽しい時間を持てています。